秋
脱穀仕立てのみずみずしい新米
水加減を楊枝2本分減らして米を炊く
もうもうと湯気のたつ炊きたてご飯のてっぺんに明太子を一切れ
お箸の先で赤い身をほぐほぐしたら一片の海苔をひらり
ご飯もろともくるりと包み込み、一口でぱくり
ムフーーーーー!
口中に溢れる湯気を鼻の穴から一気に放出
ヤバいよヤバいよ〜 とまりまへんがな〜
たとえ明太子がなくても話しは同じ
ホットでデンジャラスな新米野郎に胃袋が翻弄される日々
つらい
苦肉の策で、精米を五分づきにしてみた
ぴかぴか白米でなければ、少しは食欲にブレーキかかるかと
そして悟った
ダメだこりゃ!
腹立たしいので、
精米して出てきた糠を娘に見せながらからかってみたわ
「ほら、あなたの大好きなきな粉ってこうしてできるのよ」
「え?」といぶかしそうな顔をしながら覗き込み、
一瞬の間を置いて、
「違う…」と、娘。
「なに言ってんのママ」とか笑ってほしかったのに、
あの一瞬の間は、なに?
前途多難、娘の常識と、ワタシの食欲
Trackback(0) Comments(2) by Yamepi|2013-10-07 09:09
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