「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

Maison Weniko（メゾンベニコ）

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京成百貨店と細い道路を挟んだお隣り、赤いドアの小さなお菓子やさん。

☆Maison Weniko☆　

メゾンベニコは、フランスアルザスで修行を積んだパティシエールが一人で切り盛りする本格的なフランス菓子のお店。

新鮮な果物や野菜が豊富で手に入れやすいということが、茨城に店を出した
理由のひとつだそうです。なんとも嬉しいエピソード。

焼き菓子とコンフィチュールの種類が豊富で、茨城産の素材がしっかりと
生かされています。



定番の焼菓子、干しイモメープル。

パウンドケーキの中には干しイモがころり。もっちりした食感に、
ザクザクしたメープル風味のクランブルがアクセント。





こちらも定番、ケークオーショコラ。

中心のチョコレートがクリーム状で、チョコレート好きにはたまらない
チョコinチョコな一品。




奥に見えるのが、ケークオーフレーズ。

パウンドケーキの中に鉾田産のイチゴがセミドライになって入っています。
袋を空けた途端、プンとイチゴが香ります。




Maison Wenikoのケーキに感じるのは、味の層の重なり。

よくいわれるハーモニーというひとまとまり感ではなくて、
チカッとひっかかるところがあるというか…。

この味！と思って前に進むと、
道が左に折れた辺りで違う味が立ってるというか…。

なにしろ、単純じゃあないんです。




このいちごのタルトがまさしくそう。

イチゴのつや出しにかかっているソースはクランベリー？

いちごとタルトの間の黄色いクリームも何やら爽やかな果物系（ちっともわからんけどシトロン系？）の酸味を感じる素敵な味わい。

上に乗っているレモンピールもちょびっとなのにちゃんと主張していて、さくさくのタルト生地と一緒に食べるとえも言われぬ一体感。




食べ始まるといちごの存在感が大きくて、あーやっぱりいちごタルトだー！
いちごタルト食べてるんだー！と思うんだけど、
飲み下す瞬間にまたヒョイッと違う風味がマントをひるがえしていくのです。

マントの端っこだけ見えた、あなたはいったい誰！？



この素材の組み合わせの妙は、なかなか他では見当たらないと思います。

そしてこの醍醐味はコンフィチュールでも遺憾なく発揮されているとか。

食せねば。





　　　　　何となく言うのが恥ずかしいコンフィチュール、ワタシだけ？





《ギョーム連絡》

Maison Weniko のほど近く、常陽資料館にて５月２０日まで、レカンフラワー展が開かれています。ママ友である大津かおりさんの作品を中心に、鮮やかなお花の宝石箱が展示されています。ぜひご覧下さいませ。☆レカンフラワー展☆




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» Tags：Maison, Weniko（メゾンベニコ）, レカンフラワー,

Trackback(0) Comments(2) by Yamepi｜2012-04-27 23:11