昨日「岩間の栗やさん」こと小田喜商店さんへ、予約していたぽろたんを取りに行きました。びっくり!栗御殿が建っていた!
ぽろたんは早生なので収穫はとっくに済んでいるのですが、こちらでは低温貯蔵で1ヶ月寝かせ、糖度をぐんと上げてから出荷しています。その解禁日が一昨日の月曜日だったのです。
ぽろたんは農研機構果樹研究所が開発した栗。純粋な和種のかけあわせにも関わらず、加熱することで鬼皮と渋皮が1度にぽろっと剥けてしまうという、画期的な品種です。ニホングリ1万年の歴史において、これは奇跡とも言える出来事!
しかも皮が剥きやすいという特長に加え、実は大きく、黄色みが強く、味や香りも優れていて、申し分のない栗なのです。
ぽろたんの苗木が生産者向けに発売されたのは2007年のこと。桃栗三年と言う通り、3年後の昨年から少しだけ市場に出始めました。
小田喜商店さんで昨年販売できた量はわずか40キロ。今年は130キロに増えましたが、それにしてもまだまだキロ3000円の超高級品です。でも収穫量が上がるにつれて、一般的に普及すること間違いなしです。
ぽろたんをぽろりときれいに皮を剥く為には多少のコツが必要です。
小田喜商店ではぽろたん購入の際に説明書がついてきました。
700W電子レンジで2分、またはオーブントースター(180℃)で15分、または沸騰したお湯で3分加熱する方法があるのですが、いずれにしても一番大事なことは、果肉まで達する傷をしっかりとつけること。これが最重要ポイント。
ワタシはおすすめの茹でる方法でやってみました。
どうよ!
中にはあまりうまく剥けないものもありましたが、それは傷の付け方が小さ過ぎたせいだと思います。外周を4分の3ほど傷つけておくと、みごとにパッカリ!
一番味が濃くて香りのたつ、実と渋皮の間部分を損なうことなく剥けた栗は、しわしわの線がクッキリ。ああ、なんて気持ちがいいの!
◯えの希望により、まずは栗ごはんに。
贅沢にお米の上でひしめきあう大粒の栗たち!その甘くてほくほくしたおいしさをなんとお伝えすれば良いのやら。一粒まるまる頬張った◯えの歓喜の声を、ここに貼付けたいくらいです。
首を長くして待った甲斐がありました。栗は低温貯蔵に限りますわ!
あるだけ販売の売り切れ御免。貴重な秋の味覚を堪能しました。
うらやましがらせてばかりでは申し訳ないので、もひとつおいしいお知らせを。
例えぽろたんを逃してしまっても、絶品の栗を味わうチャンスは他にもあります。
こちらの機械で圧力をかけながらじっくりと焼いた焼き栗、品種はぽろたんではありませんが、栗の本場、岩間のおいしい栗で作っています。
11月〜2月にかけての予約販売(230g500円)です。
香ばしい香りでほくほく甘々。しかも切れ目を入れて焼いてあることで、ぽろたんのようにぽろっと剥きやすい感覚も味わっていただけます。ぜひ1度ご賞味を。
☆岩間の栗や小田喜商店☆
今日の格言/日本の栗の未来は茨城がしょってんですから!
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Trackback(0) Comments(10) by Yamepi|2011-10-27 18:06
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