今日は霧雨のなか、くろばね朝市へ。
この春水戸を離れた方がお昼まで朝市にいらしているというのでご尊顔を拝しに。
ちょうど昨日別の方からも「明日はくろばねに行きますが」とメールをいただいていたところ。行ってみたらブログ始まって以来ご尊敬申し上げている方もいらしてて、さらにその後、つい最近久しぶりに再会したママ友も加わって。
ふと気づけば、傘をさして立ち話に弾む4人の女性、全員がそれぞれにいろんなルートで繋がっていました。
ひと所に長く住んでいるとこうなってくるのね、おもしろいなぁ。孤立無援の子育てに苦しんでいた頃の自分に届くなら、今のワタシから優しい声をかけてやりたいわ、もっと外へ出ても良いんだよって…。
で、朝ご飯も食べさせずにほったらかしの子どものことなど気にせず(子どもに手をかけすぎるのも何かと何だわねという話しにまとまったので)、自分だけ朝市でラーメン食べたりあげD食べたり。
ラーメン知ってる?知ってるよね。でもあげD知ってる?知らないでしょ!
あげDのDはDenchuのD。吉原殿中を揚げたものです。
殿中の新しい食べ方や売り出し方を研究する「プロジェクトD」の中から生まれた
「揚げD」。一般向けに販売されるのは今日が初めてだと思います。
一口サイズの殿中に衣をつけて揚げてあります。衣はふんわりとしてホットケーキのような厚みのある生地。プレーン、抹茶、梅の3種類が入って100円也。
ワタシには殿中を料理するという発想がなかったので、フリッターの中から殿中の白いお米のつぶつぶが出て来るのはかなり目新しい景色。プレーンがおいしかったです。
ところが殿中愛の高いわが家の娘は「殿中に余計なことしないで」と。
これこれ、せっかく殿中の未来に新しい道筋をつけようとされてる方々に失礼よ。ぜひぜひ吉原殿中の真似っこ御家宝などが追いつけない高いところまで、その地位を上げていただきたいと思います。頑張れ、プロジェクトD!
それに、そのまんまD(何も手を加えないただの殿中)だって、ちょっとした変化がありましたのよ。
わが家の御用達、殿中作り一筋のお菓子屋さん本屋製菓の吉原殿中のパッケージがつい最近変わりました。
見てご覧なさい、こんなに変わっちゃってびっくりよ!
え、違いがわからない?
左が従来のパッケージ。右のが新しくて、達筆な「吉原殿中」の商品名が心持ち小さくなってます。それに「国内産もち米100%」というキャッチーなフレーズもプラスされてるわ。
個包装はもっとすごいの。
包み紙の両端をねじねじしたのが従来の。新しいのは袋型で完全密封タイプ。
上の端を開けばうまい棒みたいに手を汚さず食べられるのね…と思ったら、固くて開きません。ハサミがなければ、ギザギザにそって縦に開封するしかないかも。
そしてお菓子本体。
左の従来のはオブラートの中包みがありましたが、新しいのはオブラートなし。完全密封で湿度が保たれているせいか、従来のものより柔らかいです。ほら、噛んでみるとこんな感じにお米の粒どうしの密着度がもろい感じ。
柔らかさが少し違うけど、味は変わらないです。でもわが家の殿中好きは揃って、オブラートで巻かれて端っこねじねじされてる方が好きという結論に。
郷愁を誘われるとか、オブラートが好きとか、前の方が良かった理由はいろいろあれど、もっと良くなる為の変化は大いに賛成。
でも、水戸銘菓というポジションや「吉原殿中」という商品名の持つ力、そして商品自体の持つ良さを、もっともっと引き出すやり方があるように思えてなりません。
子どもの頃から好きだった思い出多いお菓子。体にやさしい素材で作られた素朴なおいしさは、水戸銘菓としてもっと広く知られていいはずの佳いお菓子だと思います。誰に頼まれた訳じゃないけれど、ワタシもワタシなりに殿中の未来を考えてみます。
だって殿中好きなんだもん♡
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Trackback(0) Comments(8) by Yamepi|2011-06-26 19:07
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