ふ〜き♪
友達のお母さんが毎年くださる晩春の贈り物。細身で柔らかいところをこんなにたくさんいただきました。うきうき、わくわく。
いつもは葉っぱつきでいただいて、葉っぱの方は蕗味噌にします。でも今回は留守中に届けてくれることになったので、すぐに萎びてしまわないように、茎だけにしてもらったのです。
薄皮をむいたら、半分はすぐ伽羅蕗に。昨日の晩ご飯、今日のお弁当のおかず、そして今夜の酒の肴になっています。残り半分はさっと下ゆでしておいたので、また明日何か別なものを作りましょう。
甘辛味付けで炊いた伽羅蕗は、熱々のご飯と相性ばっちり。奥歯でしゃきしゃきと噛み締めると、ふきの香りと苦みがご飯の湯気に乗って鼻から抜けていきます。これだけでご飯がいくらでもすすんでしまう、危険なお惣菜です。
いっしょにいただいた茗荷竹。ほんのり茗荷風味の筍のような食感です。これは明日、お味噌汁の具にしよっと。
6月になって本格的に梅雨の季節が到来すれば、次は茗荷のシーズンです。
ひと雨ごとに地面からポコポコと顔を出す茗荷の花芽。こちらも毎年たっぷりとお裾分けの恩恵に預かっています。今は3個ぽっちのパックなんぞ買って食べているけど、たくさんいただくこの時ばかりは、惜しみなくたっぷりスライスし、その上に鰹節とお醤油をたらり。豪勢にわしわしいただくのがたまりません。
昔からよく茗荷食べ過ぎると馬鹿になると言いますが、この美味しさを逃すくらいなら、ちょっとくらい馬鹿になったってかまやしないよ!てなもんです。
いただいたばかりの蕗を食べながら、今年も忘れずに茗荷くれますようにと、茨城町方面に向かってムンムン念じるワタシ。まったくどこまで欲が深いんだか。
でも、でも、香味野菜がどうしようもなく好き。
晩春から初夏にかけて届く嬉しい贈り物。こんな魅惑的な香味を作り出す自然に感謝。そして「これ好きなんだよなぁ」と覚えてて下さる、人の情けに感謝。
うまいこと言うね、お母さん。パクってないよね。
*見てくださってありがとう*
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Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2009-06-02 21:09
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