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[ほんのきもちです] 記事数:479

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いばらきの梨

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写真は幸水という梨。
8月中旬から出回っているはしりの品種で、和梨の国内生産量の3割以上を占める最も多く作られている品種である。茨城県での収穫時期は8月〜9月頃。


梨の種類もいろいろあるが、主なところでは、幸水に次いで生産量の多い豊水が9月上旬から下旬にかけて。大きいものだと1個で1キロほどにもなる新高(にいたか)梨が9月下旬から10月中旬にかけて。日持ちが良く保存次第では年末まで楽しめるという新興(しんこう)梨が10月上旬から10月下旬にかけてと続く。

茨城県は千葉県に次いで全国2番目の和梨の生産地である。特に県西・県南地区が盛んで、大きくて甘い良質な梨を作っている。茨城県道199号小野土浦線、石岡市の大型農道など、フルーツラインと呼ばれる辺りには観光果樹園も多い。
茨城県はこれから梨、栗、ぶどう、りんご、柿など、多種多様な秋の味覚の宝庫となる。冬を迎えるまでの数ヶ月、フルーツ王国いばらきは、どこもかしこももぎ取り放題なのである。

*アハ、少し大げさですか?
 このブログたまに見て下さる方はお気づきかもしれませんが、日本一の量だとか 味だとか、とかく茨城はスゴイ!てことをアピールしてますが、実はお読みいた だいてるブログの裏テーマは「ビバ!茨城」だったんですね〜(ホントか?)。 茨城は誉められて伸びるタイプです(独断)。これからも茨城の良いところた
 くさん見つけていきたいと思ってます。

さて、いばらきの梨である。
「カレーは飲み物だ」と言ったのはどなたさんでしたっけ?幸水や豊水は正真正銘ひとくち噛んだら飲み物です。とにかく甘くて水分が多い。幸水の果肉はパリパリとして歯ごたえもシャキシャキ。暑い盛りに食べれば水分補給に最適。豊水の果肉はそれより若干柔らかく、爽やかな甘さが特徴。
たくさん種類がある和梨の中でも、近年特に人気の高いのがこの2種である。

梨には利尿作用や血圧安定、咳止めの効果なども期待できるが、ワタシが注目するのは、プロアテーゼというタンパク質分解酵素である。キウイやパイナップルと同様、酵素の働きがお肉を柔らかくしてくれるのだ。
生姜焼きのタレやプルコギの仕込みに、みりんの代わりにすり下ろした梨を使うと、お肉を柔らか〜くしてくれる。また、さっぱりとした上品な甘味が出るので、韓国料理ではこうしてよく梨や柿を甘味調味料として使うそうだ。

良い梨の選び方は、形が丸く整っていて実が硬くずっしりと重いこと。日にちが経ってちょっと柔らかくなってしまった時は、是非すり下ろして肉料理に使ってみては。食べきれない時は6等分ほどに切り分け、皮をむいて冷凍しておくと、いつでも凍ったまますり下ろして料理に使うことができる。
また、スライスして蜂蜜をかけておくと水分が上がってくるので、これは軽い咳や喉のイガイガする時のシロップに。
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» Tags:, 幸水, 豊水, プロアテーゼ,

Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2008-08-29 10:10

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