一昨日、お昼近くになって東京に行こうという◯パにお付き合い。ドライブがしたいだけで目的地は特にないというので、ワタシの行きたい所へ行くことに。
まずは渋谷を目指してもらいました。
常磐道を南下中、いつもの6号向島線は箱崎辺りで10キロの渋滞、通り抜けるのに110分かかると予報が出たので、中央環状線で池袋方面からアプローチすることに。
思いがけず、見慣れない景色との出会いが新鮮です。
前日にオープンしたばかりのスカイツリーが五月の青空にすっくと立っています。
東京の新しいランドマークはかなり遠くからも視認できて、存在感たっぷり。
時々こうして東京へ行くことがあります。休日にはあてど無くドライブがしたいという◯パの欲求があるからなのですが、わざわざ高速代かけて出かけていくのに、ほとんどの場合、買いたい物があるとか観たい絵があるとか、目的を決めていません。
期待することは、日常からの脱出感とでもいいましょうか。
ディズニーランドに行きたい!みたいな到達点ではなく、東京というエリアそのものが目的地という感じです。
初めて通る高速のトンネルとか、新しくできたビルディングとか、通りすがりに眺めながら、新と旧、明と暗、都会と田舎、さまざまな顔を持つ東京の臨場感を楽しむという、安上がりな娯楽です。
どの地方都市とも、世界中のどの首都とも違う独特の景観を持った東京は、特別な何かが用意されていなくても充分刺激的。車窓から目に飛び込んでくる景色そのものが観光資源に思えます。
て、ワタシたち夫婦あまりにもお上りさん的感覚でしょうか?
さて、ルート変更が功を奏し、出発時の予定通り、1時過ぎに渋谷着。
駐車場にクルマを停めて、目を覚ましたばかりののんべえ横町を通り抜けると、
すぐ目の前に現れた渋谷ヒカリエ。
47都道府県の「その土地らしさ」を、それぞれひとつのテーブル上に集約したd47 MUSEUMにて開催中の☆『NIPPON DESIGN TRABEL展』☆へ。
その土地らしさの見極めは、主催するD&DEPARTMENT PROJECTのフィルターを通して選ばれています。それぞれのお国柄が感じられつつも、基調が揃っています。
展示物の撮影OK。主に自分と縁のある所を写しました。
もちろん、茨城。
たとえば、新潟。
一時日本海での海水浴にはまり、数年続けて笹川流れに通ってました。とか。
行ったことないけど、和歌山。
高校生の時のボーイフレンドの出身地。サッカー部なのにリーゼントでした。など。
これは◯パが欲しいと思ったもの。ネルドリップのスタンド。
ワタシがいいなと思ったのは、絶妙なバランスのワインラック。
ホテルオークラのグッズで東京のテーブルにあったもの。これなら簡単に入手できそうですが、ボトルをラックに預けておく時間がどれだけあるかが疑問です。
見晴らしのいい窓から見えた東急百貨店の屋上遊園地。懐かしい。
ワタシが子どもの頃はデパートの屋上には必ずこういうのがあって、夢のように楽しい世界でした。金魚とか銭亀なんかもよく売られていて、でもワタシが欲しかったのはホテイアオイでした。
お昼はd47食堂で食べたかったのですが、待ってる方がけっこういたので諦め。
地下鉄で赤坂へ移動し、オープンエアのレストランで遅めのランチ。
グビグビッ、プハー。休みって感じするねー!て、◯パの休日なのですが…。
食事の後に向かったのは赤坂サカス。ここで開かれていた「ドールショー」はこの日が最終日で、知り合いの人形作家戸田和子さんが、撤収のために1日詰めているのを知っていたので。
官能的な女性や妖しい妖精など、目が合うとどきっとするほど生気を感じます。
だって戸田さんは人形を創るのではなく、生んでいるのですから。
☆戸田和子 works☆
一口に人形と言っても手芸的なものからアートまでいろいろ。
やはり顔が命、なのかな?
さて、そろそろコーヒーでも買って帰るとしますか。
帰ったら夕飯何にしよう、なんて会話が成り立つ東京との距離感。
お江戸は楽しい。でも人混みが苦手なワタシにはこれくらいがちょうどいいです。
田舎者よ、去れ!
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» Tags:D&DEPERTMENT, PROJECT, 渋谷ヒカリエ, 戸田和子,
Trackback(0) Comments(8) by Yamepi|2012-05-26 08:08
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