暑い。暑すぎる。もう少し段階を踏んで暑くなってくれないものだろうか。
体がついてゆかず熱中症になりやすいので、みなさんくれぐれもご用心を。
朝からどんどん気温が上がり続けるなか、今日は家のことをなかなかに頑張った。
ピアノを動かして裏まで掃除機をかけたし、庭の手入れ、ベランダ掃除、布団干し、お風呂のカビ取りにトイレ掃除と、6時から今まで汗だくになって動いた。
そして今シャワーを浴び、冷たい飲み物でやっと一息いれたところ。
やらずにすむことには目をつぶり、後に回せることはどんどん回すこのワタシが、なぜ今日みたいな◯ソ暑い日にこんなに頑張っているかと言うと、頭の中で◯との学校の野球部の子どもたちのことを考えているから。
数日前、高校野球茨城大会の2回戦を見に行った。
高校野球を球場で応援するなんて、自分が高校生の時以来だ。両校の応援合戦も楽しみに気楽な気持ちでベンチに1人腰掛けたが、試合がすすむにつれてだんだん気合いが入ってきた。
「あぁ…ん」「おっとと」「ん〜っむ」日傘の陰で漏らす怪しい声がだんだんでかくなってきているのが自分でも分かる。
チャンスを生かしきれず流すことたびたび、時には信じられない凡ミスに思わず腰が浮く。相手の追撃をなんとかかわせば、安堵で目頭が潤んでくる。
1年365日ほぼ毎日、朝練昼練放課後と、授業意外のほぼすべての時間を野球にかけている部員たち。規則も厳しく、入学以来クラスの打ち上げやカラオケなどのお楽しみ行事にも一度も参加したことがない。食事制限もあるので、教室内でお菓子やジュースが振る舞われるときでさえ自粛である。
それもこれもみんな今日という日のための積み重ねだったのだ。
なんとしても勝ってほしい。勝利の喜びを味わってほしい。
8回表、2点を入れられた。攻守を交代したが、どうもムードが悪い。
「これからだー!気持ちで負けんなよー!巻き返せー!男をみせろー!」
心の中でめちゃ叫ぶ。
きれいなおねいさんならいいけど、熱いおかぁさんは見苦しい、なるべく目立たぬようにと日頃から釘を刺されている。
でも9回裏に1点入れてサヨナラ勝ちした瞬間は、日傘を天に突き上げてキャアキャア言いながら飛び跳ねてしまった。このぐらいいいでしょ?
今日は今から3回戦がある。見に行くつもりでいたが、球場がちょっと遠いうえに午後に用事ができて見に行かれない。
ごめんよ、その代わりと言っちゃなんだけど、勝利を念じておばちゃんも汗かくからさと、念をこめての熱闘家事仕事だったのだ。ま、ただの自己満足だけど。
試合開始まであと20分。
勝ってこい!
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Trackback(0) Comments(7) by Yamepi|2010-07-20 12:12
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