ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[一期一会的生活] 記事数:104

< 次の記事 | 前の記事 >

頑張ろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

今回の東北関東大震災、
本当に大きな、大きな被害を広範囲の地域で受けていますよね。
あまり報道されていませんが私の住む茨城も被災地の一つです。

実際、私の自宅周辺は水道が多少まだ出が悪いですが、
他のライフラインはすでに復旧、建物は倒れず
被災地というにはもっとひどい場所の方に申し訳ないくらいの被害です。

地震発生時は那珂湊という場所、
しかも海から500mくらいしか離れていないところにおりましたので
10m以上の津波がここにもくるかも、という恐怖から
なるべく内陸に逃げようと必死でした。

正直、いまだに続く余震にぐっすり眠れないし
相次ぐ仕事のキャンセル、ガソリン不足、原発・・・など
一体いつまで続くのか、という不安もいっぱいです。

これを読んでいる方にも同じような思いの方がいるでしょうし
もっとつらい状況の方がたくさんいると思います。

先日、那珂湊からほど近い実家に避難していたので
道路の復旧を待って自宅に帰ってくるときのこと。
途中開いていたコンビニを発見。
少し食料を調達出来たらな、と思い立ち寄ると
大混雑していました。
なかなか進まない行列にいら立っている方もいたので
列の先頭に行き様子を見てみると
店員さんが電卓で計算して商品を売っている状態でした。
しかも、最近の商品はバーコードがあるので
その商品に値札が張っていないからいちいちその店員さんが
商品棚に確認し計算していたのです。

なかなか列が進まないのにイライラする買い物客、
1人であたふたするお店の方。。。

ふっとその光景が異様に見えて
「皆さん自分の買ったものの値段を
ちゃんと調べてそれから並びませんか?」
と声をかけ、すでに並んでいる方のものは
こちらで調べてあげて持って行ってあげるようにしました。

すると店員さんも
「そうなんだよね、それだけで全然違うから
調べてくれるかね」
とメモ用紙を渡してくださいました。

それでも電卓での計算なので
時間はかかりましたが、
イライラして待っている人は減りました。

中には「ありがとうございました」
と言ってくださる方もいて
その言葉がとっても嬉しかったですし
声を挙げてよかったなと思います。

でも、善意で行った、という気持ちもありますが
どちらかというと「当たり前だからやった」
のです。

私の車のガソリンは
自宅まで持つかどうかわからないくらい
ギリギリの状態。
朝出てきたものの、途中どんな道があるか分からない、
また引き返さなくてはならないかもしれない、
万が一途中でエンストした時の為、
車で過ごせるよう毛布と非常食、飲み水を用意し
1日かかるかも、という気持ちで来ていました。

一刻も早く自宅にたどり着きたかった。
自分も必死だったのです。
(まあ、結局取り越し苦労だったのですが)
でも、そんな気持ちはみんな一緒。
そんなとき、困っている人をただイライラして待っている。
困っている人も声を上げずに黙々と作業している・・・

緊急時だからしょうがないのかもしれないけれど
その状態が本当に異様で。
完全にパニック状態だよな、と。

それからは率先して並んでいる方の品物の値段を
調べる方がいたり、レジの袋に自分で物を入れる、
店員さんも「○○(商品名)の値段調べてもらえますか」
と声をかけるなど
みんな協力して行っていたので
そのまま続くとよいな、と思って
コンビニを出ました。

ちゃんとした値段を調べてくれるだろうと
信じてくださったコンビニのおじさんにも感謝。

私はいたって健康体ですし、生活もそこまで困らない。
少し率先して節電、節水くらいはしていこうと思いました。
そして、経済活動の停滞も心配されますから
あまり長引かないようにとは思っていますが、
ブログもとりあえずお休みしようと思います。

みんなで、
自分でできることを頑張りましょうね~。

Trackback(0) Comments(3) by スイミー|2011-03-17 10:10

[一期一会的生活] 記事数:104

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)