「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

ハッピーなニュースから

お母さんのそばに寄り添う子供は
みんな優しい顔をする。

今日、出勤したら
「さっき生まれました！」
とうれしい報告が。

同僚の双子の妹さんの赤ちゃんが生まれたというビッグニュース。
昨日入院したものの、数日かかりそうとのことだったのに、
翌日に意外とあっさり生まれるものなのだなぁ……。驚き。
自分が双子だとしたら、同じ顔の妹が出産するというのは
どんな気持ちだろうか。
親に急いで電話をしようとしたら、
間違えて職場の同僚に電話をかけてしまったという。
そんな彼女の慌てぶりも微笑ましくて、
なんだか周囲が温かい空気に包まれた。
新しい命が誕生した場にいなくても、間接的に喜びを体感できた。
そんな状況にいることができてとてもうれしい。

夕方、個人的に一目置いている教授がやってきて
「ふせんちょうだーい」と脱力系の声でおっしゃるので
「はーい」と同じく脱力系の声で渡した。
その際にふと見た教授の指に巻かれたバンソウコウが
無視することができないアンパンマンの絵柄だった。

「ステキなバンソウコウですね」
「ああ、このバンソウコウしか家になくてね」

アンパンマンのバンソウコウしか家にないなんて、
そういうところがまたまた私を惹き付けるじゃないですか！
お話を聞くと、
昨年飼っていらっしゃった猫が二匹亡くなって、
いたたまれない気持ちになって、
里親を探している猫を引き取ったとのこと。
その猫に指をひっかかれ、その応急処置のアンパンマンらしい。

「寝ているとさー、足にがしっと爪をたててしがみついてきてさー、
でもそれがまたかわいいんだよねー」

ああ、わかるわかる。そういうかわいさ。
まだ赤ちゃんのその猫も、
きっと先生に甘えてじゃれてるんだと思う。
そういう関係性って一体どこから生まれるのか。
動物っていつ「この人に甘えちゃお」って思うのか。不思議。

仕事帰り、今日は同僚たちと駅まで一緒に話しながら歩いた。
仕事とは別に中学校に教育実習に行っている同僚が
「みんなのお母さんより先生は若いよね、って聞いたら
うん若いよーって言ってたよ」とのことだった。
でも18歳くらいで生んでたら中学生のママってこともありえるよね、
そんな話になったときに、
私と同じ歳の独身の同僚（男性）が「やべー」と漏らした。
それを聞いた独身の私は、たぶん彼ほど「やべー」と感じていなくて、
もっと「やべー」って感じた方がいいのかな、なんて思ったのでした。

ハッピーなニュースから、こんな感じに広がりました。

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Trackback(0) Comments(4) by マリサ｜2009-05-17 00:12