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伊勢神宮へ

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20年に一度、8年もの歳月をかけて行われる
神様のお引越し
10月2日に新しい正殿へ移られたばかりの神様へ
昨日、お参りさせていただきました

　　
　　
　　
　　
伊勢神宮の式年遷宮は
1300年前から続けられており
今回で62回目なのだそうです
　　
　　
　　
伝統が受け継がれ
長い年月をかけて行われるお引越しは
日本人がどれだけ神様のことを
大切に想っているかを
表しているようです
　　
　　
　　
何度か訪れている伊勢神宮ですが
昨日は遷御を終えられたばかり
　　
　　
　　
宇治橋へと足を踏み入れるその瞬間
いつも以上に
神聖な気持ちになります
　　
　　
　　
砂利道を一歩一歩進み
たどり着いた正殿は
すべてが新しく
ヒノキの香りが清清しくただよっています
　　
　　
　　
遷御を終えたばかりということで
混雑を予想していたのですが
夕方訪れたために、人も多くはなく
ゆっくりと、神様の前に
お参りすることができました
　　
　　
　　
手を合わせる「合掌」という行為は
とても神聖で
ヨガでいえば「ナマスカーラムドラー」といいます
恩師に教わったことは
この印は「感謝」の気持ちを表すのだと…
　　
　　
　　
いつも手を合わせるときは
お願い事ではなく
ただ、感謝の念が浮かんできます
　　
　　
　　
ここにある自身の命に…
周りの大切な人がしあわせであることに…
今日一日が無事にあることに…
感謝を伝えます
　　
　　
　　
昨日は心地よい風の吹く一日で
手を合わせた瞬間に
ふわっとやさしい風がそよぎ
正殿の入り口の白い布が舞い上がりました
　　
　　
　　
「あぁ！神様はきっと本当にいるんだな…」
そう感じられた、一瞬のできごとでした
　　
　　
　　
人間が作り出した
イメージの中での神様ではなくて
　　
　　
　　
風の中に
木々の中に
雲の中に
心の中に
いらっしゃる…
　　
　　
　　
私は昨日、誕生日を迎えました
新正殿に移られたばかりの神様に
この命をいただいた感謝を伝えられて
そして清らかな風に
心を洗っていただいて
　　
　　
　　
あたらしい清らかな気持ちで
この一年を始めることができそうです
どうもありがとうございます　　
　　
　　

Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi｜2013-10-04 20:08