「心からしあわせだったとき」というと、皆さんはいつを思い浮かべますか?
遠い外国の、きれいな海。青い空。
時間や仕事を忘れて、ぼ~っと過ごしたあのときのこと・・・?
私は、(今もしあわせだけれど^^)
新婚旅行で訪れたモルディブの、どこまでも水色の海と、広い空。
肌をなでるやわらかい風。
心の外側に、何の膜も殻もない、オープンな感覚。
心地よさを、思い出しました。
(ほゎ~、また行きたいなぁ~♪)
最近、恩師に紹介してもらった本
パトリス・ジュリアンの、「32日の月」
に、こんな一節がありました。
“心をバカンスに”
私たちは、いつも人生と一緒に生きています。
「心臓の鼓動や足の裏に触れる床の感覚、それは人生。
朝目覚めたときに見る太陽の光や窓をつたう雨のしずく
顔を洗うときの冷たい水、それも人生。・・・(本文より)」
人生はいつも私たちに話しかけているのに、日常の生活の細々したことや
人間関係のいろいろに気をとられて、頭はいっぱい。
人生からのささやきを、ほとんど聞いていなかったかも・・・。
バカンスで私たちがしあわせだったのは、それがバカンスだったからではなく
そこで人生が伝えるメッセージを、100%聞き漏らさずにいたから。
自分自身が、それを100%味わえる状態にあったから。
パトリスさんは、こう書いています。
「大切なのはつまり、仕事のときもバカンスのときと同じ状態で
いられるようにすることなんです。・・・(本文より)」
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朝のお散歩。
いつもは大股早足で、「代謝UP!」なんて思って歩いていたけれど
今日はいつもよりも、ゆ~っくり歩いてみた。
風が吹くたびに木々がゆれて
ざわざわとおしゃべりしているみたい。
地面からは、いっぱいの植物がにょきにょきと伸びて
生きるエネルギーが伝わってくる。
空の雲は、ゆっくりと流れていて、雲越しの光がまぶしい。
あ、モルディブの空は、ここにもあったんだ・・・。
バカンスのときみたいに、少し心をリラックスさせて過ごしたら
たくさんの気づきがあって、いろんなことが聞こえてきた。
「心をいつもバカンスに」
今日から早速、やってみようと思う♪
Trackback(0) Comments(0) by yogini*kumi|2012-07-11 11:11
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