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[バカにつける薬] 記事数:78

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昭和56年式 トヨタ スターレット

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       昨年10月初旬、弟が車検と修理に出していたスターレットが出来上
       がってきた。今日は試運転と称してコレで会社へ・・・。

       僕の弟はちょっと変わり者だ。

       今は千葉県の袖ヶ浦市に住んでいるのだが、車の車検というといつも
       わざわざ僕の先輩の修理工場に車を持って来る。
       乗っている車が古い物なので、そういう車に詳しいその修理工場に持
       ってくるのだ。

       今回修理に出したのはネット通販で買ったこの車だ。

       トヨタ スターレット 昭和56年式

       買ったときから調子が悪く、やたらとオイルが減る。白煙をもうもうと
       吐きながら走っていた。外観もそれなり。目立つ錆はないが磨きすぎ
       て塗装がところどころはげている。今回はエンジンのオーバーホール
       と全塗装、車検をお願いした様だった。

       約4ヶ月かかって月曜日に納車となったそれは見違えるような仕上が
       りだった。

       しかしだからといって当時の新車価格を大幅に上回る金額をかけて
       直す程の車かといったら疑問だ。まあ当の本人は喜んでいるのだか
       ら大きなお世話かも知れないが・・・。

       しかしあらためて乗ってみると意外にがっしり感がある。最近の車が
       頼りなく思えるほど。仕事で色々な車にさわっているが、最近の車は
       行き過ぎたコストダウンのせいか頼りない。ニッポンの製造業、コスト
       ダウンに血眼になって何かを見失ってないか?

       思えば僕もこの型のスターレットは4台乗った。僕のはマイナーチェ
       ンジした後のヤツだったが。運転するのがとても楽しい車だった。あと
       改造するのも。今日はそんな事を思い出した。

       エコカーに乗るのもいいかも知れないが新車1台作るのにどれだけ
       のエネルギーが使われるのだろう。今有る物を直して使う、コレもきっ
       とエコなんじゃないかな~なんて思った。

Trackback(0) Comments(4) by マー坊|2010-01-27 23:11

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