副題は「春は茶摘みでチャ!チャ!チャッ!」って、なんともご陽気な。
でも雨降っちゃってんじゃないですか。
行いが悪いのは誰?
と、ここで多くの関係者の頭に浮かぶY氏の顔。。。なんちて。
いえいえ、これはしばらく降雨のなかった坂東市の土を潤し、
お茶の葉に生気を蘇らせる恵みの雨。
雨もまた良し。と思える皆さんが集う、旅のカフェ。
しっとりとした風情があって、なんともいいじゃありませんか。
坂東市は☆お茶の根本園☆さんで、茶摘みと茶揉みの体験、お茶製造工場の見学、
そしてお茶を使った料理を味わう体験をさせていただきました。
まずは、高級な手揉みの茶葉を氷水で抽出した冷茶をご馳走に。
こうすると生の葉に近い青っぽい香りとほんのり甘味が引き出されます。
そのままポリポリとお菓子のようにもいただいてみます。
この尖った1本が、お湯を注ぐと1枚の葉にもどるそうです。
この繊細さこそが、手仕事の成せる技ですね。
黒い寒冷紗で日光を遮っているこの場所は、玉露や煎茶の最高級品専用の茶畑。
露天のお茶の葉より緑色が濃く、渋味の少ない茶葉に育つそうです。
新芽の先端から葉っぱ2枚まで、一芯二葉(いっしんによう)で摘み取ります。
指先でくいっと曲げると、小気味よい手応えをはね返しながらプキッと折れます。
さてここからは食べログです。
先ほどの針のようなお茶の葉を粉にして、昆布茶と混ぜた茶塩。
白いご飯のおにぎりに、これをかけていただきます。
うわぁ、お茶の香りがイキイキ!このおいしさは想像を超えました。
お茶の葉のお浸しも柔らかくてえぐみもなく、木の葉だということを忘れます。
そして揚げたてお茶の葉の天婦羅に茶塩をつけて。
まるで山菜気取り?おいしいにも程があるわ!
地元からの参加者が用意してくださった将門漬本舗の奈良漬けが、また絶品!
奈良漬けは名古屋の名店で修行されたそうです。
震災の影響で出荷規制のかかった時に生まれた、猿島茶のペットボトル。
特別に作っていただいた、緑茶たっぷりのシフォンケーキ。
ご希望の方は、茶葉そのものが入った濃茶アイスとほうじ茶アイス。
お茶の風味がしっかりくっきり感じられる絶品アイスです。
おいしいものを堪能した後は、お茶の製造工場を見学させていただきました。
その後も和紙を貼った焙炉でお茶の葉の手揉み体験と続くのですが、
ワタシはひと足お先に、後ろ髪ひかれつつ家路に。
そして今日のお昼、
昨日摘んだお茶の新芽で、さっそく茶飯を炊いてみました。
残りはさっと茹でて、半分はほんの少しの茶塩であえていただきました。
茶塩はみんなが工場に居る間にちゃっかりくすねて…もとい、
ちょびっと分けていただいたのです♪
茹でた葉の半分はあたり鉢で砂糖を加えてすりすり。なかなかいけるお茶ペーストに。
ヨーグルトとバニラアイスに合わせてみました。
合わないことはないのですが、風味を生かすにはもっと研究が必要です。
猿島のお茶を広く正しく知っていただくためにも、
もっといろんな角度からの見方と取り組みが必要そうです。
それについてはちょっと先の未来で、またあらためて。
隠し味はお酒と塩昆布です
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Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2013-05-12 21:09
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