「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

丸三老舗の元祖はま栗

和室へ入るたびに押し入れの中から恨みがましい声が聞こえてきます。

「ちょと何やってんのー！はよ出してってー！」

怒鳴りながら箱の内側に蹴りを入れてるお内裏様…

あーこわいこわい。



往年のショッキングなCMの影響だと思うのですが、

出したくても出せない罪悪感が、黒い空耳を起こさせるのです。


そのCMってコレ。

いきなりベラトリックス並の笑い声から始まりますので、

音にご注意下さいませ。











昨年末より６畳の和室いっぱいに◯パのモノが溢れており、

一向に片づけてくれません。

とうとう今年はお雛様出すの断念しました。



せめてお祝い膳くらいちゃんと作りましょうね。

せっかく地元で採れるんですから、立派な鹿島灘はまぐりを用意してと。

まずはボウルに出して砂を吐かせましょう。






あら、個包装とは高級な。






ささ、これでいいでしょ、思う存分吐いちゃって。













誰かつっこんでくれた？


一人芝居はさびしいわ…






えーーーと、鹿島の老舗菓子店、丸三老舗の最中『元祖 はま栗』です。


茶色いネットといい、ラベルの色使いといい、

いい感じにノスタルジックでありながらポップなテイストが絶妙です。






古典的なんだけど古くない。

特に水色の選び方が功を奏してる気がします。

お洒落な人、洒落の利く人にあげたくなるパッケージ。

地元の特産品とか、こんな風に品よく打ち出してくれると嬉しいです。


丸三老舗は「常陸風土記」で有名です。










本当は優美でたおやかな我が家のお雛様ですが、

残念ですが家業が佳境で、今年はほんとに出せそうにありません。

ごめんなさいね、ちょっと長めにお休みになってくださいましね。



という訳で、娘二人の健やかな成長を願う気持ちはこのカップルに託します。

ダーリンの方は烏帽子がもげちゃってるけど、ドンマイ。






　　　　　　　　　　我が家のお宝『一生もん』シリーズより





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» Tags：丸三老舗, 元祖はま栗, 常陸風土記,

Trackback(0) Comments(4) by Yamepi｜2013-03-01 11:11