最近耳にする「和紅茶」。
紅茶といえばインドやスリランカ産の輸入品が思い浮かびますが、国産の茶葉で作られたものを和紅茶と呼んで、区別をしているそうです。
猿島でも国産お茶の葉で紅茶を作っているお茶屋さんがありました。
大量生産される日本茶は細分化された分業制が取られていることが多いそうですが、「長野園」は今では貴重な在来種を主軸に、栽培から製茶、販売まで、一貫して自分のところでやっています。
在来種とは日本茶のルーツとも言っても過言ではない品種で、今では日本全国の茶園の3%にも満たない栽培面積。しかも年々減少しているそうです。
立派な長屋門をくぐった中庭の先、ご自宅の一角が長野園さんのお店です。
木の引き戸を開けると土間と小上がりの小さな空間。まるでお店らしからぬ素朴な風情です。
本当にここでお茶が買えるの?とちょっとためらうような場所ですが、いずれはこの敷地内でカフェを開く予定もあるとか。
その時はきっとこの雰囲気がとても魅力的に作用すると思います。
主の花水さんが急須で紅茶をいれてくれました。
「本当ならもっと大きなティーポットで葉をジャンピングさせた方がいいのでしょうが、緑茶を愛飲されている方にもまずは気軽に飲んでいただきたいので、敢えて急須で(笑)」
在来種の茶葉から作られた紅茶は渋味やクセがなく、味と香りがとてもおだやか。
すっきりとした飲み口の向こう側に、緑茶の爽やかさを感じます。
ミルクや砂糖は不要かな。まずはストレートでその良さを感じていただきたいです。
洋菓子だけでなく和菓子や食事にも良さそう。和食、洋食、あらゆる料理に合いそうだし、油っこい料理の時は口の中をさっぱりさせてくれそうです。
食事のお供に急須で入れた和紅茶、これはアリだと思いました。
もちろんセオリー通り温めたティーポットで盛大にジャンピングさせるも良し。
忙しい毎日ですが、だからこそしゅんしゅんとお湯を沸かしてお茶をいれるひと時が、心を亡くさないために必要なのかもしれません。
前回の記事で書いた「日本茶カフェやまの」で、最後にいただいた紅茶がこの『のびのび和紅茶』でした。
「日本茶カフェやまの」と水戸市銀杏坂の「牧ノ原」でも購入できるそうです。
☆さしま茶長野園☆
あらら、いつの間にやら大晦日!
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» Tags:さしま茶, 長野園, のびのび和紅茶, 日本茶カフェやまの, 牧ノ原,
Trackback(0) Comments(4) by Yamepi|2012-12-31 00:12
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