嬉しいことに、この週末にも再びたっぷりクレソンが届いた。お友達のところへちょびっとお裾分けに行ったら、海老鯛よろしく大洗で採れたというはまぐりをいただいちゃった。ラッキー!
茨城は「鹿島灘はまぐり」という、日本一の国産はまぐりの産地。子どもの手のひらくほどもある大きさ、味の素晴らしさはもちろん、国産はまぐりとしての漁獲量も日本一ということで、茨城の名産品としてグルメな方への一押しなのです。
今日いただいてきたはまぐりはアサリほどの大きさで小粒だけれど、これは鹿島灘はまぐりのベイビーなのか、はたまた違う種類なのか、どっちなんだろう?わからないけど、とっても良いだしが出るんですって。ぜひとも新鮮なうちに、美味しくいただきたいわ。
家に帰るなり濃いめの塩水に投入。気分はこの道20年、落としのやめさん。「早く吐いてらくになっちまいな」遠藤憲一ばりにドスを利かせて言ってやったわ。
午後2時。今日はちょっと遅めの昼食の準備です。
材料はこちら、3時間弱の間に吐くだけ吐いた素直な容疑者のはまぐりの皆さん。他には人気急上昇中のクレソン、濃くうまフルーツトマト、白ワイン。さて、これらでワタシは何を作るでしょう?
答えは、はまぐりとクレソンのペペロンチーノでした。
いやぁはまぐり、良い仕事してますねぇ!潮の香りの美味しいおだしがよーく出ています。塩味のスープにクレソンのほろ苦さ、トマトの濃くのある甘み、ニンニクの香りと鷹の爪がピリッと効いて、極上のパスタができました。
実はこのところ険悪なムードの◯パとワタシです。ほんとはお昼ご飯なんて作ってあげたくもないし、だいたい二人で顔つき会わせて食事だってしたくない。でも仕方ないです、それがワタシの務めですからね。
無愛想に「できました」と言えば、「ん」と返事。チッ。
ところが美味しいものって人を丸くさせるのね。何だかいつの間にか普通に会話してしまっていたわ。まぁ口なんかきいてやるもんか!と固く心に決めたって、1日も我慢できないんですけどね。
このところ急に温かくなって、そろそろ潮干狩りも本番の季節。巷ではゴールデンウィークが最盛のようですが、ほんとはそれ以前の方が良い貝が採れると聞いています。週末は高速料金も安いことだし、桜が終わってしまった皆さん、いばらきの春の海岸へお出かけくださいね。
はまぐりハンターおじぎさんさぞやうずうずするだろなぁ。
Trackback(0) Comments(14) by Yamepi|2009-04-13 17:05
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