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[ほんのきもちです] 記事数:479

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白ジャーの人たち

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この三連休はいろんな用事が重なりました。それに加えて突発的なことも次々と発生し、正直くたくた。ちっとも休みにならない休みでした。


でも、ひとつだけ素晴らしい体験も。

映画『夜のピクニック』のモデルになった高校の行事、歩く会の見学です。





今年は大子コース。午前中大子を出発し40キロの団体歩行。大休憩地点で2時間ほど仮眠をとったあと、ゴールの学校を目指し、朝4時半出発で25キロのマラソン。



ほぼ一昼夜かけて全行程を歩くだけでもたいへんなことなのに、特にこの会の実行委員になった子たちは交差点での誘導や生徒の健康状態のチェック、歩行ルートの清掃など、後ろと前を行ったり来たりで休憩時間もありません。
たぶん歩行距離も普通の生徒たちの数倍に及ぶでしょう。信じられない体力です。


でもまぁ昨年のことを思えば何てことないのかな。応援する方も気が楽。
なにせ昨年は昼前から雨が降り始め、間もなく立っているのもつらいほどの暴風雨が明け方まで。あれを乗り切った子どもたちの経験値はかなりのレベルです。





団体歩行は各クラス毎にのぼりを立てて歩くのですが、立派な志からナンセンスなひと言まで、書いてあることはさまざま。これを見るのも楽しみのひとつです。

今年のワタシのお気に入りは「迫り来るドヤ顔、前につめて下さい」


これって歩いている生徒の間隔を開けない為に奔走する実行委員のことです。
だって1000人からの生徒、休憩所に到着する時間も1人目と1000人目では1時間くらい違ってしまいますからね。

最終的に実行委員の面々は追い上げ隊と称して、1人の取りこぼしもないように歩く会の最後尾でゴールします。

彼らの到着まで見届けようと待っていた0Bや父兄から、惜しみない拍手と労いの言葉が。お疲れさま。ありがとう。




上の写真はゴールのトリを務める実行委員長の後ろ姿。
何を言ってるのかは聞こえませんが、朗々と今年の歩く会の終わりを宣言しながら、ゆっくりと学校への橋を渡っていきます。



今年もたくさんのドラマが生まれたことでしょう。疲れ果てているのに笑ってる子どもたちの顔見てると、ああそれだけでもうおばちゃん胸がいっぱい。




          このゆるゆるの涙腺どうにかならんかね



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          *お越しいただきありがとうございます*

Trackback(0) Comments(8) by Yamepi|2011-10-11 23:11

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