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[ほんのきもちです] 記事数:479

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震災の記録

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茨城新聞社から発行された、特別報道写真集「東日本大震災 茨城全記録」を求めてきました。
先駆けて発売されている「東日本大震災 地震・津波・原発被災の記録」と併せ、わが家の震災の記録として保存していくつもりです。




宮城、岩手、福島など東北3県を含め、被災地全体を網羅した既出の写真集の表紙は、大洗の海に自然発生した巨大な渦潮の表紙でした。事の重大さが伝わるインパクトのある表紙。


地域を茨城県に限定した今回の写真集の表紙は、痛ましい背景と女の子の笑顔の対比が胸に迫ります。新刊コーナーで平積みされているので本屋に行けば目に入るのですが、その度にうるっときてしまう、琴線に触れる表紙です。



全国放送のニュースではあまり取り上げられなかった茨城の被災状況ですが、実際はかなり甚大でしたし、相対的に数は少なくとも、東北の被災者と同じような状況を経験された方も多々いらっしゃるわけで、「茨城は軽くて済んだ」と思えない人が居ることを忘れてはいけないのだと思います。



地震の瞬間、人々はどうしていたのかを伝える「午後2時46分の証言」や、



茨城新聞が報道した「被災地茨城の81日間」など、



その時の茨城を後世まで伝える情報が詰まっています。




先週、中学校の合同研修会でお聞きした茨城大学の長谷川先生の講演は、軽妙な語り口で一瞬たりとも飽きさせない、魅力的な講演でした。それでいてしっかり心に響く実りあるお話し。

「お金やモノではない、もっとたいせつなことの中に、幸せになる重要な鍵が隠されている。同じ時代に生き、同じ事件に遭遇した者同士、その思いを伝えよう」


子どもにとって「家庭」の果たす役割、ワタシはうまくできていませんでした。これからはもっと意識して伝えていこうと思います。

そして共に遭遇した震災の記録として、この写真集を子どもたちに継いでいきたいと思います。





本屋さんでワタシがパラパラと写真集のページをめくっている間に、◯と◯えがそれぞれ選んだ本は、同じ作者のものでした。いつも仲が悪いのに趣味は一緒?




     2人とも1日中本屋さんの隅っこで本読んでいたいそうです
            いい具合に冷えてるしね〜



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» Tags:東日本大震災茨城全記録, 茨城新聞社,

Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2011-07-03 18:06

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