祝い膳

ほんのきもちです　　

BLOG by Yamepi

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４日の夜は義父母と会食。
義母のちぎり絵作品が国際的な賞をいただいたのと◯パの誕生日祝いを兼ねて、然林房を予約していました。

水戸市見川の☆然林房☆は、道路からちょっと奥まったところに在るのでいつ来ても静か。落ち着いた個室でいただく手のこんだ料理は見た目に美しく、食べておいしく、何より季節感が溢れていて、和食の豊かさをじっくりと味わえる空間です。

一度招待して以来義父がいたく気に入って、ここ数年、ちょっとしたお祝い事の会食などに時々利用しています。

折敷の上には次々と、春の食材がふんだんに使われた料理が運ばれてきます。

先付（まずは旬のもの。ほたるいかと青柳のぬた、うどとふきのとうの和え物）

お椀（鱈の親子に焼きねぎを添えた潮仕立て）

向付（鮪、鯛、甘エビ、菖蒲の葉とクレソンが緑を添えています）

炊き合わせ（筍の上の緑はコシアブラ）

焼き物（揚げたキンキに野菜の餡がけ）

八寸（皐月らしくヨモギ麩のちまきが）

ご飯（お茶漬けか茶蕎麦が選べます。水菓子のメロンは撮り忘れました）

本来の会席料理の流れなら向付の後に八寸となるのでしょうが、最後までお酒を楽しめるようにとのはからいでしょうか、今回は八寸が後の方に出てきました。

手入れされた庭には春の花がいろいろと。両親は自宅にもあるという八塩白つつじの大木を見つけて興奮気味。ほらうちの玄関にもあるでしょ、と言われても全く思い出せない、草花の名前に弱い嫁です。

今日のお祝いは４月に結婚式を挙げた両親の結婚45周年記念も兼ねているのだとか。「45年はサファイア婚なのよ」とさりげにアピールする義母を、ワタシと娘たちで強力に援護射撃。味方を得て「ほらお父さん、形に残しておけばいくらでも後の人が使えるってよ」と母。盛り上がる女どもを尻目に黙る父、そして◯パ。

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