更新の間が空いてしまいましたが、忙しかったわけではありません。
書こう書こうと思うのですが、書けなかったのです。
1週間前に始めたツイッターが何だかやたら気になって、ブログを書こうと思ってもまずその前にチェックチェック、などと思って眺めてるうちに、溢れる情報の波に翻弄されてあっという間に時が経ち…。
他のことがおぼつかなくなっています。なんだかゲーム中毒の子どものよう。
自分でも情けないけど、特に今は知りたいことがたくさんあって、被災者の暮らしとか原発のこととかあれやこれやを追いかけてるうちに、あっと言う間に時間が過ぎて夜更けてしまいます。
そして身体はほとんど動かしていないのに、頭の中はいろんな情報の断片がぐるぐると駆け巡って、ちっとも思考がまとまらないのでした。
これではダメだわ。新年度のスタートに合わせて、ワタシの生活も少しけじめをつけようと思います。
数日前、◯とと夜道を歩いた時のこと。
時刻は午後7時頃。暗い住宅街を抜けて表通りに出ても、いつもの真夜中くらいの明るさしかありませんでした。
スーパーもファミレスも営業中なのに看板の灯りは消えていて、店内もいつもより暗め。それでもけっこう客は居て、営業中である事はわかります。
防犯上どうしても必要な街灯などは別として、看板や屋外の電飾など、普段からこのくらいでも充分良いのではないかと思いました。
いつだったか衛星が写した夜の日本を見たら、他国と比べて圧倒的に明るく浮かび上がる日本列島とイカ釣り漁の灯りが見てとれました。あれは国家繁栄の証でもなんでもなく、便利と歓楽を追求をするワタシたち日本人のエゴが放つ光だったのではなかったかと、今にしてみればそう思えてきます。
節電はもちろん、脱電できることがたくさんあるのではないでしょうか。
たとえば自動販売機。人通りの少ない道路にも何台もの自動販売機が並び、一日中温めたり冷やしたり、人目を引くために点滅したりしています。人口の多い都市部だって、あれほどたくさんの自動販売機など必要ないはず。
あくまでも試算上ですが、国内500万台近くの自動販売機の消費する電力は
原子力発電所1つ分にもあたるのだそうです。
☆自動販売機の消費電力と電気代☆
日本全体が消費する総電力量を大幅に下げることができれば、少なくとも原子力発電所をこれ以上増やさなくてもすむかもしれません。国土の5%の広さの太陽光発電パネルがあれば日本の電力がまかなえるという説もあるし、蓄電技術が発達すればさらに安定供給も実現するでしょう。代替エネルギーは夢のお話などではなく、国をあげて本気で取り組めば実現可能なのではないのでしょうか。
yasumineさんに教えてもらったこの動画を見て、日本のエネルギー構想に衝撃を受けながらも、微かな希望を感じることができました。これが正解ではないかもしれないけれど、求めれば道はあるのだと思えました。
可能性はゼロじゃない。
「2011年、日本は“東日本大震災”という大きな不幸に見舞われたけれど、国中が協力し合って復興を果たした。そしてその時大英断を下し、安全でクリーンなエネルギー国家への一歩を踏み出した。そのお陰でいま私たちはこんなにも美しい国に住むことができているんだよ」
ーーー次世代の人たちが未来でそう語ってくれたら、どんなに素晴らしいだろう。
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Trackback(0) Comments(8) by Yamepi|2011-04-01 23:11
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