シネマブラックバード vol.2に行ってきました。
よかったです!
ネタばれが嫌な方はここから先はご遠慮くださいましね、オルヴォァ〜☆.。.:*・゚
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◎アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜
いつの日かメジャーになることを夢見てヘヴィメタバンドをやり続けるリップスとロイ。やっとめぐってきたチャンスのツアー先で、インタビューの録音マイクに向かってかっこよくPRを決めたリップス。
なのに、
「あ、スイッチが入ってなかった、もう1回お願いします」
この下りは象徴的だと思いました、彼らの人生の。
うまくいきそうになると、カクッと膝が折れるような情けないことの連続で、こんな男が夫だったり、父親だったり、弟だったりした日にゃやきもきしっぱなし、えらい迷惑です。
難儀なこっちゃでほんまに、不器用もたいがいにしなはれや!
ヘヴィメタ好きじゃないし、イケメンじゃないし、要領悪いし…、
なのに、途中何度も泣けました。
特にお姉ちゃんがお金を出してくれるところと、幕張メッセで客が大入りだったとき、ぐっときました。
日本人はプロモーション次第でどんなアーティストにも瞬間的には狂信的に盛り上がる、とかいうことはこの際置いといて、渋谷の交差点で街を眺める二人を観るのは(彼らをこんな幸せそうな顔にしたのが日本だったというのは)、ちょっと嬉しかった。
何があっても夢のために前へ進もうとするリップスと、毎度毎度ストレスのはけ口にされても結局はそれを許すロイ。
二人ともうだつの上がらない、社会的には落ちこぼれの男かもしれないけれど、人間界で修行する魂としてはけっこう上級なのかもしれません。
自分にとって何が幸せかは自分が決める、んだわね。
なんだかんだ言っても、一生懸頑張る人を見ると感動します。
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» Tags:アンヴィル, シネマブラックバードプロジェクト,
Trackback(0) Comments(6) by Yamepi|2010-09-26 21:09
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