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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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愛情一本(13)

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     1990年代 Fender USA
     '54 Stratocaster



     このギターは、初めて入手した「本物」と呼べるギターだ。

     記憶は定かではないが、9年程前のこと・・・。
     義理の兄から、学校の行事にバンドで参加しないかと誘われた。
     教員の義兄が勤務する中学校でコーラス発表会があるらしいのだ。
     以前にも何度か誘われたことがあるのだが、
     すでに20年近いブランクがあったことや
     都合がつかないという理由で、いつもお断りしていたのだった。
     その年は、気分が乗ったのか快く承諾している自分がいた。

     早速メンツを集めて即席バンドを結成した。
     受け狙いの選曲に加え、中学生ダンサー10名程
     ステージを盛り上げてくれるという。
     茶目っ気たっぷりの義兄の演出もあって
     イベントは大きな盛り上がりをみせ、大成功に終わった。
     (義兄は、後始末がいろいろ大変だったらしいが・・・)



     意識して封印していた僕の音楽活動であったが、
     この即席バンドが、眠っていた僕の音楽魂を
     目覚めさせてしまったのかもしれない。
     ブランクを理由に適当なことは演りたくない。
     ならば、道具だけでも・・・(カタチから入る悪い癖)。
     初めて購入した本物のブランドFender Stratocasterと
     初めて購入したまともなギターアンプ(Marshal Blues Braker)は
     このステージのために購入したものだ。

     その後も思い出したようにいろいろな音楽を聴きはじめ、
     ケースに入ったままだったギターを取り出し、
     仕事の息抜きにもギターを弾くようになった。
     年に一度、社内バンドを結成して忘年会でライブを披露したり、
     中学校の学園祭に義兄と飛び入り出演したり・・・。
     歳とともに、ようやく音楽を心の底から楽しめるようになった。

     現在は、オリジナルバンドを結成し2年目を迎えたところだ。
     とても素敵なメンバーばかりなので、
     今後も末永く継続していけたらいいなと思っている。

     ボディ:アッシュ
     指 板:メイプル
     ネック:メイプルワンピース

     これぞフェンダーという音なのかもしれない。
     乾いたエアー感ある明るい音が魅力的な一本だ。
     ニトロセルロース塗装の2トーンサンバーストや
     ワンプライのピックガード、特徴的な丸いストリングガイドなど、
     '54年モデルをかなり忠実に再現したものらしい。
     ネックグリップはVシェイプでフィット感は良いのだが、
     メイプルネックはあまり馴染まないのと
     僕には若干太いこともあり出番が少ないのが残念だ。
     所有するギターの中では、唯一のメイプルネック。






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» Tags:Fender, Electoric, 1954年, Stratocaster,

Trackback(0) Comments(0) by Yasumine|2008-10-11 17:05

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