少し前に袋田の滝(大子町)をブログに書いた。
大子町は「リンゴ」で有名で、
この季節、リンゴ狩りに訪れる人も多く
僕が言った日も街道からリンゴ園を
望むことができた。
昨年の今頃だろうか
いろいろとお世話になっているお客さん(T氏)から
「大子の幻のリンゴって知ってるか?」
と聞かれたので、
「いえ、知りません」と答えると
わざわざ貴重な1個を届けてくれた。
「これしかないけど、話のネタになればと思ってよ」
優しいT氏は得意気に話す・・・。
1個・・・★ その数から、
いかに貴重なリンゴであるかが理解できた。
T氏は口は悪いが心の優しい方なのだ。
写真がその「幻のリンゴ」。
昨年、ブログに書こうと思って
写真を撮ったのだ・・・。
小ぶりではあるが、皮を剥かなくても
甘くてフルーティな香りが強い!
妻が皮を剥き割ってみると、
果実全体が蜜の固まりではないか!!
これは美味しいに違いない・・・。
しかし!
なんと、僕が食べる前に
妻がスタッフ数人とで
たいらげてしまったのだ。
とほほ・・・。本当に幻になってしまった。
食べ物の恨みは・・・ということで、
この季節にふと思い出したってわけだ。
このリンゴを調べてみると、
「こうとく」という希少価値の高い品種で、
大子町りんご部会青年部の方々が
付加価値の高いリンゴの栽培に
時間をかけて取り組んできたそうだ。
大子町ではこのリンゴを
「幻果」というブランド名で
パッケージ化している。
大子町に訪れた一部の方にしか知られていない
まさに、ご当地限定販売の商品なのだ。
密の多い果実を見分けるのは
強い光(電球など)に果実を透かしてみるとわかるらしい。
蜜がたくさんある果実は光を通すので明るいが、
蜜があまりない果実は光を通しにくく暗いそうだ。
今年こそは幻のリンゴを頬張りたい!
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Trackback(0) Comments(14) by Yasumine|2009-10-31 17:05
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