ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[ゆたりやの亭主] 記事数:256

< 次の記事 | 前の記事 >

かんじゅく座

このエントリーをはてなブックマークに追加

     「ほんの少し勇気があれば、60歳はまだこれから!」

     そんなキャッチフレーズに大変勇気づけられる。
     鯨エマ監督作品のドキュメンタリー映画、
     「つぶより花舞台」の試写会がおこわれる。
     入団資格60歳以上の熟年男女によるアマチュア劇団
     「かんじゅく座」の旗揚げから初舞台までの
     紆余曲折を追いかけたドキュメンタリー映画だ。
     本上映は、来春1月中旬以降に東京と大阪で公開予定だが、
     ひと足先にご覧になりたい方は、ぜひ足を運んでいただきたい。



     シニア劇団「かんじゅく座」は、
     ゆたりブロガーの鯨エマさんが主宰する劇団。
     僕も一度だけ公演を観に行ったことがあるが、
     還暦を迎えたシニア世代から、
     感動と元気をいただいたことは記憶に新しい。

     誰もが平等に歳をとり、
     うまく生き抜けば還暦を迎えることができる。
     しかし、僕の父や祖父のように
     59歳で亡くなったことを考えると、
     自分の寿命が60歳までもつのだろうかと
     不安になることもある・・・。

     もしも、父や祖父と同様に59歳が寿命だとすると、
     僕は残すところ僅か10年程の命ということになる。
     10年で何ができるのだろう?と考えると
     あれもしたい、これもしたいと欲張りになる・・・。

     そんな、半端者の僕をあざ笑うかのように、
     「かんじゅく座」の座員の方たちは、
     60歳過ぎてはじめて演劇に目覚めいきいきしとているのだ。

     台詞を憶えることも、ダンスや歌を表現することも
     大変だろうと思うし、それをまとめるエマさんも
     いろいろなご苦労があるのだろうと思う。
     しかし、「かんじゅく座」の方たちは、
     実に楽しそうに舞台を走り、大きな声で役を演じるのだ。
     熱演するその肉体から流れ出る汗には、
     年齢を超越した力強いエネルギーを感じることができる。

     ◎子どものころの夢にチャレンジしたい
     ◎認知症予防のために・・・
     ◎何か夢中になれることを探したい

     いろいろな動機をもった座員の方たちは、
     まるで、部活に燃える中高生のように若々しい。

     「・・・の手習い」などという言葉があるが、
     何かを始めるのに年齢は関係ないのだという証明であり、
     これからのシニア世代の良い生き方モデルになると思う。

     そして、最近特に感じることは、
     良い歳のとりかたとは、人をピュアに返してくれる
     ことではないかと思うようになった。
     母親の参加している老人会もしかり、
     まるで、子どものように毎日を楽しんでいる・・・。

     還暦はまだまだ先だが、
     ピュアに生きていれば、楽しみはまだまだ続くということだ。

     ゆたり日和 http://www.yutari.jp/Guest/ema/




ご覧いただいたついでにこちらも↑↑↑ポチッと!ありがとうございます。

» Tags:還暦, 60歳, 演劇, 老後,

Trackback(0) Comments(2) by Yasumine|2008-10-27 17:05

[ゆたりやの亭主] 記事数:256

< 次の記事 | 前の記事 >

» 最近の記事
» カテゴリ
» 以前の記事
» 最近のコメント


ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)