先週は夜なべ続きで体調を壊してしまったことや、
仕事に振り回されてブログを書く時間がなかったこともあり、
なんか、ご無沙汰してしまって申し訳ない。
先月8月26日に「手の痛み(誤診?)」というタイトルで
ブログを書いたが、今日はそのつづきということになる。
K病院から4日分いただいた強い薬は、
U先生の予想通り、手首や指の関節の痛みや腫れを抑え、
4日間で大きな効果をみせてくれた。
(最初の4日間投与した薬)
※ポルタレンSRカプセル 37.5mg
※プレドニン錠 5mg
※タガメット錠 200mg
しかし、上記の薬は目眩や吐き気、下痢といった副作用が酷く
猛烈な睡魔も影響して仕事にならなかったため、
5日目からは薬を変更し、一日一回夕食後のみの投薬にしてもらった。
炎症やアレルギーを抑えるプルドニン以外の薬を変えたことになる。
おかげで、9月6日の護国神社ライブは、なんとか指も動く状況にまで
回復していたこともあり、みんなに迷惑をかけずに済んだのだった。
(変更後、投与した薬)
※モービック錠 10mg
※プレドニン錠 5mg
※ザンタック錠 150mg
RSD/CRPSと診断されてから
週一回の通院で、一ヶ月以上の投薬をしたことになる。
病状は、回復してはいるのだが、朝のこわばりと痺れるような痛み、
正直、ギターを弾いた翌日の浮腫と痛みはまだ若干残っていて、
完治とまでは至っていない。
U先生は、治って欲しいなーと言いながら
また、2週間分の薬で再度様子を見ることにし、現在に至る・・・。
実は先月、毎年恒例の健康診断へ行って来た。
朝からいろいろな検査をおこない
結果は、相変わらずの成績・・・。
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総コレステロール/294mg(通常140〜219)
中性脂肪/204mg(通常149以下)
HDL(善玉コレステロール)/43mg(通常40以上)
LDL(悪玉コレステロール)/205mg(通常70〜139)
尿酸/8.0mg(通常7.0以下)
胸部X線/陳旧性陰影
腹部超音波/腎結石(左)、腎臓石灰化(右)、肝のう胞、
胆のうポリープ、軽度腹部大動脈硬化症*
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毎年、腹部超音波で見える項目は増えているし、
10年間、コレステロールと尿酸は一向に下がっていない。
僕の高脂血症は遺伝で、脳溢血が原因で亡くなった父の最後は、
腹部大動脈の破裂*だったのだから、ちょっとヤバイ状況。
そんなある日、知り合いの大工さんのJちゃんが来社し、
僕と同じ手の痛みで、病院を3件はしごしたというのだ。
Jちゃんは、最近始めたゴルフにハマっているらしく、
ゴルフが原因で左手を痛めたと思い、病院通いが始まったようなのだ。
しかし、一向に回復の兆しはなく、病院をはしごすることになる。
そして、3件目のお医者さんの診断は「痛風」!?
Jちゃんは「痛風」は足でしょ、そんなわけないと疑ったようで、
その日も痛みを我慢して、大好きなゴルフにでかけた。
しかし、その日Jちゃんはプレイ中に、足の指に「痛風」が発症し、
救急車のお世話になることになったのだ。
そう・・・。もしかすると健康診断の結果を見てわかるように
「痛風」の原因である尿酸値の異常はもう10年も続いており、
僕の左手の痛みも「痛風」なのかもしれないと疑い始めたのだ。
早速昨日、年に一度は診てもらうことにしているお医者さんで、
先輩のH先生のところへ相談に行って来た。
H先生は、高校時代に東京へ家出した時にお世話になった素敵な方。
先輩や同級生に優秀なお医者さんが多いのはとても助かる。
風邪を自力で治したこと、手の痛みの経緯、健康診断の結果など、
事細かな説明をH先生は、真剣な表情で一通り聴いてくれた。
「寺島はヴォーカルなのにギターなんか弾いてるからだ・・・」と
軽いジャブを交わしながら診察は和やかにおこなわれた。
痛風の症状が手に現れることはあると言う。しかし・・・
H先生は、U先生が出してくれた手の薬は続けた方が良いという。
僕の症状が痛風かどうかを判断しかねるようだったが、
コレステロールと尿酸は薬で下げることになった。
H先生は、薬はあまり使おうとしない先生なのだが、
もう限界を超えていると判断したのだろう。
尿酸値が下がり、手の痛みもとれれば一石二鳥なのだが、
尿酸値を急激に下げようとすると、
バランスが崩れて「痛風」を発症することがあるため
弱い薬を投与することになった。
一方、コレステロールの方は、かなり強い薬らしい。
※リピトール錠 10mg
コレステロールの吸収、合成を抑える薬(副作用/下痢・筋肉の炎症)
リピトール錠は排泄効果があるようで、トイレの回数が増えました。
★副作用としてまれに「横紋筋融解症(筋肉の障害による筋の成分が
血中に流出する病気。放っておくと腎不全になる)」が起こる。
※アロチーム錠 100mg
痛風の治療、尿酸の生成を抑える薬(副作用/発熱・発信)
アロチーム錠はとても喉が渇くので、水分をとらないといけない。
そんなこんなで、
今日から新たな薬漬けの日々が始まることになった。
「皇帝病」と呼ばれた「痛風」ではあるが、
豊食と偏食の時代においてもなお「贅沢病」として扱われている。
僕の場合、分解機能の欠陥のためにこのような結果になったわけで、
食生活の改善だけでは、うまくいかないこともあるということだ。
いずれにしても、コレステロールと尿酸値が下がり、
今度こそ、手の痛みも完治してくれることを願うのみだ・・・。
手の痛み発症から約半年が過ぎようとしている。
・・・つづく
Trackback(0) Comments(6) by Yasumine|2008-10-05 15:03
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