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開化秘話「守銭奴の戀」(小説)

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開化秘話「守銭奴の戀」(小説)
實話と小説 第2巻第9號(雑誌)
寺島柾史 著

實話と小説社 発行
昭和24年8月1日(1949)初版

※写真は昭和24年8月1日初版/¥75(定価)
●購入先/史録書房(東京都練馬区) 代金¥1,210(送料・税込)
●B6判・並製本(表紙カラー/富賀正俊画)・本文202頁(120〜132頁が寺島柾史作)
●石井治による挿絵(3点)

所蔵確認/プランゲコレクション(稀少)



「守銭奴の戀」は、昭和15年10月10日(1940)讀切講談社から発行し、戦後「玄文社」から再版された「維新の処女地」の中の一編である「守銭奴と名妓」と同一作品だ。柾史は安田善次郎の伝記(近世商傑傳「初代安田善次郎」)を単行本に残しているが、この物語の中心人物も善次郎である。名妓の誘惑もきっぱりと断り、仕事一筋の真面目な善次郎は、貪欲でけちな「守銭奴」と呼ばれていた。晩年のある日、市政調査会の設立のために自分の家を売って現金を工面しようとする男と出会う。感銘を受けた善次郎は、匿名で市政調査会設立費用360万円と本所横綱の邸宅を公会堂建設資金に寄附する。事実、善次郎は、東京大学安田講堂や日比谷公会堂なども寄贈していることから、史実に脚色を加えた物語であることがわかる。国分寺に本社があり、神田に編集部が存在した「實話と小説社」の記録や情報は皆無だが、プランゲ文庫の記録にある三つの作品は全て揃うことになる。






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» Tags:昭和24年, 實話と小説, 雑誌, 實話と小説社,

Trackback(0) Comments(0) by Yasumine|2009-01-30 17:05

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