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[The Journey of Life] 記事数:7

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「仕事」って

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これはすごく大きなテーマですね。僕だけじゃなくて、これを読む皆さんも、それぞれに、考えがある、答えがある?

そう!これはこういうものだって。仕事ってこういうことだよ!

ここ数年の僕はそれがはっきり言えなくなってきていることには間違いがないのです。お金を得る為に働く、それはそうなのだけれど、それだけではない、もっと、こう、大きな、「意味」があるのではないかと思うのです。

お店をしていて、もちろんお客さんに喜んでもらえて、お食事をしていただける、このことは素直に嬉しい。でもそれだけではない何かが、ときどきある。それは自分が涙を流してしまいそうになる場面があるのです。お店に立ってお客さんをおもてなしして、泣いてしまう。

どんな場面ですか?
それは、音楽、お食事される方の笑顔と笑顔、時間、天気、夕方?お昼過ぎ?雨の匂いや冬の部屋の空気の乾燥具合、テーブルのろうそくの灯、そこに漂うなにか暖かい空気、なにかとなにかが合わさるとこうなる!なんて計算ができない、そんな、なにか、がいっぺんに揃った時に化学反応が起きるんですね。何かが自分を揺さぶる。これ!これだよ!僕が望んでいるのは!そう僕の中のソウルが叫ぶ。涙をぐっとこらえる。

それで精一杯。

ゆっくりとあれはなんなのか?と考える時、僕にとってそれが「仕事」なのかもしれないなぁと実感するのです。

ある種それは自分の使命のようなものに近いかもしれません。僕の使命。

まぁなんともお金にはならない感動だなぁ、と僕のエゴ(自我)は言うのですが、魂が「叫ぶ」のだから仕方がない。「涙」が出てくるのは事実ですよ!と近頃は締めくくるようにしています。

お食事をする、レストランですので、ということはだれが作っていますか?ということになる。

ワイフが料理しています。彼女がほぼすべて作っています。彼女の料理はとてもおいしい。お客さんからは、どこかで修行をされてきたのですか?と尋ねられる。いいえ、修行はしていません。と答える。

どうして??できるの??

お友達がお家に来たら、飲み物は温かいものがいいですね?お食事は食べていってくださいね!みんなで食べましょうよ!僕達はこの気持ちが全て。僕がみなさんをご案内して、ワイフが手料理を作ってもてなす。それだけなんです。だってやっているじゃないですかみなさんも!おもてなしを。

お友達の嬉しい笑顔を見るととても嬉しくなる自分がいたら、きっとそれは立派な「仕事」ですよ。

写真は先日お会いした西村さん、と僕。
ワークショップを開催します。
詳しくはDan's・Tableのホームページをご覧ください。こちらです。

Trackback(0) Comments(0) by Dan_Suzuki|2008-01-30 00:12

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