「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

早春の声

大きな大きなステージを、人より早い時期に経験している。

そんな事を言われたのをふと思い返す。

悲しい出来事は、静かに受け止め、その思いが身体から抜けて行くのを静かに待つ。
そうなってしまった状況に、強い感情はない。

きっと、なりうる可能性があったんだろう。

今は、どうにもならない悲しい感情を持ったとき、余計な心配事はすぐに手放すことを長年の経験で身に付けた。

前を向いて、自分の声に耳を澄ませながら穏やかに過ごして行く。

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毎朝欠かせない簡単なストレッチ。
庭を眺めながら身体を伸ばしている雪景色の早朝。蔵の板間の上に、何者かが？ん？
一瞬疑いの目で見た動物は・・・たぬき。
５分後、再び板の間を通ったその姿は、以前も庭で目が合ったしっぽがまるまるとしたたぬきでした。

この家で目があう動物は、可愛いことに、必ず振り返ってこちらを見る。

人間の感情は世話しないなぁ～と思うけど、こんな穏やかな風景がある事に、小さな幸せを感じています。

寒い日が続いていますが、我が家の庭では、春を待ちわびている新芽が着実に育っています。

by ボタン｜2011-02-13 19:07