物作りが好きです。
幼い頃、職人さんの出入りの多かった家で育ち、
手仕事を見るのがとても好きでした。
秋になると、栗畑から大量の栗が運ばれてきて、
おばさま達が器用に剥いている姿を遠くで見ていました。
豊潤で艶がある栗。
幼心に、毬栗の美しさを知りました。
栗畑をなくしてから、食卓に栗が登場しなくなってしまいました。
栗は、茹でたての栗を二つに切って、スプーンで食べるのが我が家の一番の食べ方でした。先日、四万騎農園で同じ物を出された時、懐かしさが込み上げました。
『栗の渋皮煮』
週末の夜、
コトコトと、丁寧に煮込んでいたら、時計の針は一時半を周っていました。
はじめて作った渋皮煮、ほっこりと出来上がりました。
先日、小布施に行ったとき、栗を購入してきました。
貴重な栗も、旅時で鮮度が落ちてしまい、残念ながら堅い栗のおこわになってしまいました。
何事も鮮度が一番です。
by ボタン|2010-10-13 19:07
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