去年【歴史を彩る日本の美】という展示を見てから、
ずっと、歴史に見る「日本の美」という物に魅かれています。
学生時代、背景も人も、何も知らずに魅かれていったクリムトの《接吻》
金屏風を見ると、クリムトの作品を思い出すのです。
うんと昔、接吻と我が家に何か通じるものがあって、
蔵や書院に何かお宝があるんじゃないかと、いろんな場所を探したり、
屏風や掛け軸に大事な書物が出てくるんじゃないかと、
ほこりまみれになりながら、家中を掃除した記憶が何度もあります(笑)
歴史を振り返るたび、我が家の背景も知るようで、
あの時は、少し恐かった。
でも、やっと目を背けずに「日本の美」という物を学べる気がしています。
歴史を重ねてきた物に、美を感じる心があり、
小さな旅を重ねながら、少しずつ足跡をたどり、日本の良さを改めて勉強しています。
Trackback(0) Comments(0) by ボタン|2010-08-12 20:08
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