「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

元屋敷でランチ♪

～東海ＩＣからすぐの「元屋敷」～

ゆたりの記事で知った元屋敷さん。

今回はＲちゃんと旅行気分でドライブして行きました。

おしゃべりに夢中になっていたせいか、約４０分の道のりはあっという間！

あいにくの雨でしたが、雨露に濡れた庭の木々たちが、
しっとりとしていて、古いお屋敷を引きたてている様でした。

今回の予約は、私達と、もうひと組のみで、
広い和室が屏風で区切られ、奥のお座席に案内して下さりました。

すでにテーブルには、漆のお盆と箸やすめの数品が用意されていて、
「ようこそ」と出迎えてくれたようで、嬉しい気持ちになりました。

お茶を入れて下さり、しばらくするとお料理の数々が・・♪

出てくる出てくる～ヽ(^。^)ノ

お野菜中心の小鉢がずらり。
二人分が一皿ずつにまとめて出されました。
Ｒちゃんと好き好きに小鉢をつつき合いながら食べるのが、
まるで、おばあちゃんちにでも来ているような、アットホームな感じがして、
本当にくつろげました。

全体的に薄あじで、どれをいただいても、おかず同士がケンカせず、
しみじみ美味しかったです。

天ぷらに入っていた、練り物の天ぷら（エビのすり身かな？）が、
一番気に入りました。もっと食べたかった～♪

１１時の開店と同時に入り、１時くらいまでの間は、
お客さんは私とＲちゃんだけ。
お店の方々も、母屋の方にいらっしゃるので、
本当に貸切状態で、しゃべりたいだけしゃべって、
（Ｒちゃん、前半は食べるの忘れてしゃべってたよね・笑）
おいしいお食事をいただいて、
笑って笑って・・。

あー、本当に最高の時間を過ごすことが出来ました。
元屋敷さん、ほんとうにありがとうございます。
御馳走さまでした。

＋＋＋

前回、毎月５日に開催される骨董市と５００円ランチを目指して一人で来た時に、
このお店のご主人が、ゆっくりとお屋敷の案内をして下さりました。

このお屋敷がある本米崎出身の画家、佐川華谷さんの作品を収集・展示されていて、
華谷さんの足跡を追う間に起きた、感動のエピソード等を丁寧に説明していただき、
地元を愛する熱い気持ちに心から感動しました。

また、両手を広げても足りないほど大きな「味噌樽」を、ご主人自らリフォームし、
素晴らしい茶室にされたものが、お食事をする建物の裏手にあり、
そちらではお香が焚かれていて、中におじゃまさせていただくと、
タイムスリップしたような、なんとも不思議な感覚におちり、
気持ちが本当に落ち着きました。

お食事は、毎月５日のみ、予約なしでいただけるとのことで、
とても楽しみにしていると、その日は
いなり・しょうがご飯・けんちん蕎麦
の３種類から選べるとのこと。
私は、おいなりさんを選びました。↓

とても丁寧に作られた御膳は、派手ではないけれど、作り手の優しい気持ちが感じられ、
本当に美味しかったです。

デザートも追加で注文♪

濃厚で、ねっとりなめらかなチーズケーキに、またまた感動♪
一人で来たけれど、主人や友人を連れて来たい！衝動にかられました。

＋＋＋

こんないきさつもあり、５日の元屋敷を堪能した帰りに、
今回の予約を入れて帰ったのでした。

１日限定３組のみ、予約ランチだそうです。

元屋敷の広いお庭には、ご主人の好きな梅の木が沢山植えられていました。
原種の梅や、黄金梅という、緑がかったお花が咲くという、とてもめずらしい梅の木も教えて下さいました。

梅が咲き始めたら、また行きたいな～。

Trackback(0) Comments(2) by satomi｜2012-02-25 07:07