「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

生徒さんの成果が見える時♪

先日の鍵盤コース年長さんクラスで、
とっても嬉しいことがありました。

２歳から３歳までリトミックを、
４歳から鍵盤コースに進級し、
現在５歳のクラス。

このクラスのメンバーは、
自主的にお家でも五線ノートに何かしら書いてくるのが
流行っていて、
今回はＭちゃんがレッスン室に入ってくるなり

「さとみせんせい～、Ｍちゃんね、きょうも　かいてきたよ♪」

とワクワクしながら見せてくれました。

さあ、ノートを開いてみると・・

少し前までは、音符よりお手紙の部分が多かったのに、
今回のノートはいつもと明らかに違うっ♪ではありませんか。

感動！！
　

ト音記号のドレミファソ、
ヘ音記号のドシラソ、

レッスンで学んだ範囲の音符が綺麗に書けてるし、
（ソがシの線になっちゃってるのはご愛嬌）

みぎて
ひだりて

って、ト音記号・へ音記号の音符の役割も
ちゃーんと頭の中で整理されてるのが良く分かる！

どうりで最近、
Ｍちゃんは演奏意欲がすごくて、
ちょこっとポイントを伝えてあげると、
あとは自分で楽譜を読んで
弾ける様になってきたわけだ。

楽譜のしくみが良く分かり、
今自分が習っているテキストに出てくる範囲の
音符が読めれば、
子供は自力で演奏出来るようになる♪

鍵盤コース２年間の目標である終着駅はまさにそこですよー。

あと半年で鍵盤コースを卒業し、
いよいよピアノ個人レッスンへと羽ばたいて行くんだよね。
せんせいは、自信をもって次の先生へ送り出せます♪
　　
　

こうやって、日々の積み重ねが形となって見えると、
本当に嬉しい。
　
　

それから、毎回ノートに書いてあるお手紙も嬉しいっ！

「これぜんぶ　Ｍがかきました

さとみせんせいへ

いつも　けんばんたのしいね

さとみせんせい　おんなのこ　いつも　かわいいね

おとこのこ　ずっと　ずっと　かっこいいね」

　
　
んもぉ、嬉しいじゃないですか～。

Ｍちゃんクラスでは、五線ノートを使いはじめて
ちょうど１年。
既に３冊目が終わりそうな勢いです。

去年は、明らかに「受け身」でレッスンを受けていた
子供達が、

「せんせい、これ　弾けそうだね～」

「はやくー、これ　ひいてみようよー」

「あ、ここ（メロディー）、まえに弾いたのと　おなじだね！」

など、「弾きたい」気持ちでいっぱいになり、
自主的に楽器に向かってくれるまでに成長してきました。

リズム
音の長さ
音の高低
実際の音
音譜と鍵盤の場所の一致
指と音譜と鍵盤の一致
リピート
スラー・スタッカート

音譜を見ながら演奏するには、
この鍵盤コースでの場合を考えても、
ざっとこんな所を瞬時に判断しなければならないので、
まだまだ小さな子供達にとっては、
ほんとうに大仕事！

１曲本気で集中して弾くと、
たった８小節でもヘトヘトねっ・笑。

でも、グループレッスンなので、
おともだちと弾きっこして褒めあったり、
励ましあったり、
時には先生役をやってくれる子もいたりして、
やる気モードになった子供達のパワーは
無限の可能性を秘めてる！って
嬉しくなります。

　
　
＋＋＋
　

さてと。
ブログ書いてると、時間があっという間！

今日のレッスンは鍵盤コース１年目、年中さんクラス。

一年後、Ｍちゃんクラスの様に
「意欲モリモリ」クラスへと
成長させなければ♪

全て私の手にかかっているので、
毎回気が引き締まります。

よーし。
今日も一日はりきって頑張るぞ！

by satomi｜2012-09-13 08:08