最近はバンド活動に熱中していたこともあり
聴く音楽もほとんど課題曲や
ブルースロックばかり聴いていた。
もともと、様々なスタイルのロックミュージックから
アフリカや中東、アジア、ヨーロッパなど
世界の音楽を聴いていたので、
この数年間は新しい音楽へのアンテナを立てなかったし、
雑誌で見ても購入するに至らなかった・・・。
先日、日本の前衛舞踏家の大野一雄氏の
モノクロ写真のジャケットにしびれてしまい
一枚のアルバム(CD)を購入した。
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの
『ザ・クライング・ライト』というタイトルだった。
イギリスのアーティストで
4年前に世界中の話題になった
前作『アイ・アム・ア・バード・ナウ』
に続く新作らしいが、
それ以外は何も知らなかった。
早速、家に帰りCDを聴いてみることに・・・。
・・・・・・・・・
・・・・美しい!
::::鳥 肌:::::::::::::
中性的な歌声は清らかな水の如く。
シンプルなアレンジとアナログ感あふれる音の振動・・・。
「静」なのに踊っている・・・。
男性ヴォーカルにしては
あまりに美しすぎると思ったら
彼はやはりゲイらしい・・・。
こんなに美しい歌が存在していたことを
知らなかったことがちょっと悔しかった・・・。
彼のオフィシャルサイトでも
視聴することができるが、
オリジナルはとても濃厚で耽美な世界なので、
アルバムの1曲目『Her Eyes Are Underneath the Ground』
YouTubeにアップされていたものをリンクしてみた。
↓視聴できます。
ザ・クライング・ライト
1. Her Eyes Are Underneath the Ground
2. Epilepsy Is Dancing
3. One Dove
4. Kiss My Name
5. Crying Light
6. Another World
7. Daylight and the Sun
8. Aeon
9. Dust and Water
10. Everglade
後で調べて知ったことだが、
あのルーリードも
>初めて彼の歌を聴いたとき、
>私は自分が天使の前にいるのだと分かった
と、言っていたらしい。
そう、彼も詩も世界観も歌声も
この世にまちがって産まれた来た
天使なのかもしれない・・・。
» Tags:Antony, and, the, Johnsons, vocal, CD, イギリス,
Trackback(0) Comments(8) by Yasumine|2009-03-09 18:06
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