ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[ゆたりやの亭主] 記事数:256

< 次の記事 | 前の記事 >

愛情一本(22)

このエントリーをはてなブックマークに追加

     1965年 Fender USA(Vintage) 
     '65 MUSTANG



     またギターが欲しくなる・・・。
     これを僕たちの仲間では「病気」と言う。

     欲しいギターと出会った瞬間、
     「キュン!」と胸を打ち抜かれる痛みを感じたり
     何度も何度も遠くからそのギターばかりを眺める・・・。
     これを「感染〜潜伏期間」と言う。

     ああ、どんな音で鳴くのだろう?
     あ〜自分の手で抱きしめてみたい・・・。
     これを「発病」と言う。

     潜伏期間がかなり長い場合もまれにあるが、
     おおむね感染すると発病に至るまでに
     そう長くはかからない。

     しかし、近年「病気」に気がついていない者も多いという。
     自覚症状の無い者ほど「病気」をこじらせる
     恐れがあるから要注意なのだ。
     こんな事を書くと、また、ギターフアンを中傷したと
     抗議が殺到してしまうのでこの程度にしておくが、

     あくまで、僕たちの仲間内ではこれを「病気」と言う。

     治療法・・・?
     愛情一本!買ってしまうしかない。
     これで病気が治れば安いものだから・・・。




     久しぶりに病気が再発した。
     フェンダー社製マスタング (FENDER MUSTANG) 。
     このモデルは1964年に他のモデルよりも安いという
     スチューデントモデルとして発売されたが、
     実際にはそれほど安かったわけでもない。

     この一本は65年製の正しくヴィンテージ。
     Charとかトッド・ラングレンとか、
     最近ではHYDEくらいしか
     マスタングをメインで使っている方を知らない。

     音はというとカラッとしたトーンから歪みまで
     雰囲気はいい感じだけど、どこか安っぽい・・・。
     僕はアームを使わないのであまり関係ないが、
     トレモロユニット「ダイナミック・ヴィブラート」を使うたびに
     チューニングが狂うという手強い一本なのだ。

     しかし、アンプを選べば決してチープなだけではない。
     僕の場合TWO ROCKにアイバニーズの
     チューブスクリーマーとディレイだけだけど
     別の人格が飛び出してきちゃう感じだ。
     ヴォリュームだけで暴れ馬のような歪みもいけちゃうし
     何より高音の抜けが良い。

     短いスケールで22フレットというのも
     僕の手にフィットしていい感じだし、
     ラッカーフィニッシュの剥離感や
     経年変化した色合いも気にいってる。



     その名の通り「じゃじゃ馬(MUSTANG)」といったところだが
     愛情かけて乗りつぶしたくなる一本なのだ。



病気でない方↑↑↑ポチッとね!

» Tags:Fender, Electoric, 1965, MUSTANG, Vintage,

Trackback(0) Comments(0) by Yasumine|2009-09-04 20:08

[ゆたりやの亭主] 記事数:256

< 次の記事 | 前の記事 >

» 最近の記事
» カテゴリ
» 以前の記事
» 最近のコメント


ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)