1965 Gibson (Vintage)
ES-330
GRANT GREEN や B.B.KINGも使用していた
ギブソンES-330は
フルアコーステイックボディから生まれるウォームな鳴りと
シングルコイル・ピックアップP-90が持つ
シャープなトーンが共存しているギター。
ブルースはもちろんジャズプレイヤーにも愛される一本。
有名なES-335とボディデザインは似ているけど、
ES-335の場合、ボディ中央にセンターブロックという
板が埋め込まれているため、
セミアコースティック構造になっている。
その分、ES-335に比べるとES-330のほうがはるかに軽いし
箱鳴りならではの生音を体感することができる。
また、ビートルズで有名なエピフォン製のカジノと
ES-330は、基本的に同一モデルである。
エピフォン社は1961年にギブソン社に買収されており、
ギブソン社が「EPIPHONE」ブランドとして発売したカジノは
ES-330をベースにつくられている。
ボディは、年齢よりも使い込んでいる感じ。
人間の皺のようにボディのクラックが無数にある。
太めの弦を張ると、乾いた奥の深い音が体に伝わってくる。
泣かせたいというより、鳴いてくれてます。
塗装も随分色あせてきてますし、
指板も前のオーナーの癖なのか
17フレットあたりが一番減っています。
これも個性だと思ってます。
そして、あまり器用なギターじゃないところが
無性に愛着を感じる理由のひとつかもしれません。
» Tags:Gibson, Electoric, 1965, ES-330,
Trackback(0) Comments(0) by Yasumine|2008-08-09 13:01
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)