先日プレス発表された
いばらきデザインセレクション2010に
農業生産法人である有限会社アクト農場さんの
トマトの新ブランド「星の畑」が
知事選定に選ばれた・・・。
いばらきデザインセレクションとは、
茨城県の産業イメージやブランド力を高める
優れたデザインを選定し推奨することで、
本年度は、121件の応募の中から
25件の知事選定と12件の審査員奨励選定が
選ばれたそうだ・・・。
星の畑というかわいい名前を
採用していただいたアクト農場さんには大感謝!
そして、おめでとうございます。
僕は思うのだ・・・。
生まれてくる子どもたちに名前があるように
すべてのモノには名前があってしかるべきと。
名前をつけるということは
大切にされている証しでもある。
そして、他との差別化につながる・・・。
勿論、あらゆる商品には概ね名前がついている。
しかし、野菜や肉や魚には総称があるだけで、
店頭では「◯◯産トマト」「◯◯産サンマ」
「◯◯産豚肉」・・・。
種苗の時はいろいろな銘柄で売られているのに
店頭ではそれすら必要とされない。
それでも最近は、誰々さんが作った◯◯とか
ブランド名が少しずつ表示されるようにはなったが、
まだまだ、売る側の意識は低いようだ・・・。
どこへ行っても似たような名無しの野菜では
なかなか生活者が楽しい売場にはならないと思うのだ。
星の畑とは、トマトのヘタの部分が
星型ということもあり、
ハウスの中でキラキラと輝く無数のトマトを
ロマンチックに表現したわけだが・・・。
いままでトマト嫌いだった子供たちも
キラキラ輝く星の畑の物語を想像したり会話することで、
トマトへの興味を持ってもらえるような
そんな「家族の食卓」を想像してしまうのだ・・・。
「僕は人間と申します」
「はぁ〜。どちらさんの人間で?」
では、悲しいではないか。
「僕は星の畑です」とくれば、
「ああ!茨城の星の畑さんですね」
ということになる・・・。
名無しの権兵衛だってゴンベエって名前があるのに?
良〜く考えよ〜♪名前は大事だよ〜♪
→アクト農場「星の畑」のHPへ
» Tags:いばらきデザインセレクション, トマト, 星の畑, 知事選定, 入賞,
Trackback(0) Comments(8) by Yasumine|2010-11-29 12:12
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