連休前日の夜は
勿来まで鍼治療へでかけた。
帰りは鍼のおかげか、すこぶる気分も良くて
国道6号を南下することに・・・。
勿来のトンネルを抜けると北茨城市
その昔、勿来には重要な関所があったそうだ。
Yamepiさんがブログに書いていた
小川屋はどこだろう?と探しながら・・・。
でも、みつからなかった。
北茨城市には大津と平潟の港があり
アワビ、ウニの他、アンコウ、ヒラメなどの新鮮な魚が魅力!
これから冬になると本場のあんこう料理が食べられる。
また、市内には、中郷温泉、磯原温泉、五浦温泉、平潟港温泉など
温泉もあり、港町に懐かしい情景を残す。
でも、今夜は刺身という感じじゃないなぁ・・・。
クルマは街道沿いの野口雨情記念館を通り過ぎ更に南下。
高萩市は高校時代からの友達も多いところで
度々訪れた思い出の多い街。
しかし、久しぶりに通る国道6号線沿いの景色は
すっかりチェーン店の看板で埋め尽くされていた。
これでは、どこの街だかわからない・・・。
ここまで来ると、
もっと南下したくなり・・・日立まで行くことに。
日立市も北部の街道沿いは同じようなチェーン店の看板。
こんな店では食べたい気にもならない。
そういえば、
日立市内で食べたあの小さなラーメン屋さんは
まだあるかな・・・?
急に懐かしい手打ちラーメンの味を思い出した。
そうなると、行動あるのみ!
日立市内の国道6号沿いにある「湖南飯店」は
仕事で日立へ行った時に、ある会社の社長にご馳走になった店。
とっても新鮮な味だったので、いつか二人で来ようと思っていた。
僕は2回程行ったことがあるが妻は初めてなのだ。
モチモチした自家製の手打ち麺が実に美味しい!
そして、自家製辛子味噌がお好みでいれることができるのだ。
老夫婦が二人で切り盛りする「湖南飯店』の小さな店内は
昔と変わらず、多くのお客さんで賑わっていた。
僕は、あの日と同じ「ネギラーメン』を食べた・・・。
これだ!これこれ!
忘れかけていた味の輪郭が蘇える。
こういうお店が変わらないでいてくれることに
ささやかな喜びを感じる今日この頃。
「湖南飯店」の変わらないあったかい味・・・。
カウンターに若い女性が二人でラーメンを食べていた。
確かに、一人では入りづらい店だと思う。
外食産業は庶民の非日常を提供してきたが、
増殖しすぎたチェーン店は日常茶飯となり、
日常だった小さなラーメン店が、
非日常になる日が来るのかもしれない・・・。
» Tags:鍼, 勿来, 北茨城, 高萩, 日立, ラーメン, 湖南飯店, 外食, チェーン, 日常, 非日常,
Trackback(0) Comments(6) by Yasumine|2009-09-21 16:04
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