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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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3度目の救急車

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     すっかりブログもご無沙汰してしまった。
     公私共に忙しかったことや体調不良が重なり、
     たくさんあったお話を記録するに至らなかった。
     なかなかタイミングというのは難しいものだ。

     誠に情けない話しだが
     先週の水曜日に救急車のお世話になってしまった。

     夕方、急ぎの仕事を片付けて一段落し
     遅い昼食(5時頃)を食べた後、
     左腰にズンズンと重たい痛みを感じた・・・。
     最初は、長時間デスクに向かっていたからか?
     50肩の次は腰痛かよ?・・・と思ってた。
     しかし、だんだん激しくなり呼吸も荒く、
     脂汗がでるほどに・・・。

     なんか変だぞ?
     トイレへ行ってみると、尿がしょう油のように赤黒い
     これって血尿???
     もしかして?やばいかも?????

     時刻は6時。
     病院?この痛みではクルマの運転もできない。
     この時間だと、どこへ行けばいい?
     仕事もたくさん残っている・・・。
     激痛とともに、頭の中で「救急車」の文字が。

     救急車を呼んでしまって
     なんでもなかったら迷惑かけちゃうし・・・?
     サイレンは大袈裟でご近所にも・・・?
     もしも入院になったらどうしよう・・・?
     いろいろと脳裏をかけめぐるが、
     いっこうに腰の痛みは良くなる様子がない。

     我慢の限界を超え、1階に居た妻に
     「救急車呼んだ方がいいかも・・・」と伝えると、
     我慢強い人間が「救急車」というのだから
     よっぽどのことだと思ったらしく
     社内は大騒ぎとなった。



     K氏が119番通報して7分程で救急車が到着。
     症状を伝えると、血圧、体温、心拍数などをはかり
     担架に縛り付けられそのまま車内に。
     搬送先の病院が決まるとサイレンを鳴らして走り出した。
     クルマの振動で腰の痛みはピークに。(結構揺れます)
     10分程で目的の病院に到着・・・。
     救急隊の皆さん本当に親切でありがたかった。

     担架から車椅子に載せられ
     レントゲン、尿検査、エコーと検査をおこなう。
     当直の医師は専門医ではなかったが、
     「腎結石」であろうとの診断だった。
     もともと尿酸が高いため薬を服用していたが、
     尿酸結石の疑いもあるらしい。

     痛み止めの座薬を入れ応急処置をすると
     痛みも治まり楽になった・・・。
     改めて泌尿器科の診察を勧められ帰路に着いた。
     大事に至らなかったことに感謝!

     今年の運勢に
     「良いことも悪いことも表面化する年」
     と書いてあったが、
     走り続けてきた肉体が悲鳴をあげていることは確かだ。
     治療と静養が必要なのかもしれない。

     救急車にお世話になるのは3度目。

     最初は小学校6年生の夏休み。
     しょう油を買って来てと母にお使いを頼まれ
     自転車で酒屋さんに向かう途中
     背後からバイクに追突され気を失った。
     激痛の中、夢から覚めた時はアスファルトの上だった・・・。

     それでも、母に頼まれたしょう油を買わなければという指命感と、
     まずいことになったという不安を抱えながら
     血だらけでボロボロの服のまま、
     事故現場からすぐ先の酒屋へ行きしょう油を買いに行った。
     しょう油を手に現場に戻ってみると救急車が到着していて
     「君も乗りなさい!」と救急隊の方にすすめられ
     しょう油片手に初めて救急車のお世話になった。

     2度目は父の死。
     コタツの中で吐血して倒れていた父は
     生きているように体が温かかった。
     救急隊の方は「死体は運べない」と言うが
     生きているかもしれないと
     無理を言って運んでもらった。
     父に付き添い、祈りながら走った救急車。

     父はすでに亡くなっていた。
     4月17日。
     父の命日・・・。

     多いのか少ないのか判らないが、
     3度目の救急車・・・。
     僕に対して何らかのサイレンを
     鳴らしているようにも聞こえた。
     それとも、サイレンを鳴らしているのは
     僕自身なのかもしれない・・・。

     いずれにしても
     多くの方々にご迷惑とご心配をおかけし
     誠に申し訳ございませんでした。
     そして、仕事面でのフォローをしていただいた
     スタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。




いつもお立ち寄りくださいましたありがとうございます

» Tags:救急車, 腎結石, 病気,

Trackback(0) Comments(16) by Yasumine|2009-04-19 21:09

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