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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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たかこの誕生日

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     今日は、妻の誕生日。
     近年まともなプレゼントを贈ることができなかったので
     今年は少し奮発してみることにした。

     白いバラは、水戸市見和の「憧れ 花のアトリエ」さんに注文。
     全部白い花にしたのは、そんな気分だったから・・・。

     僕たちはこの春、新婚17年目を迎える。
     平成元年に出会ったので21年ということになる。



     僕と妻は同じ職場で同じデザイナーとして働いていた。
     僕の父が亡くなり、独立を決意。
     会社を起業した頃は、貧乏で苦しい日々だった。

     少なかったけど貴重な資金は会社の経費と
     スタッフの人件費にすべて使ってしまった。
     それでも足りず、生命保険を解約し銀行にも頭を下げた・・・。

     そんな、一文無しだった頃の僕を
     支えてくれたのはいまの妻だった。
     プロポーズの言葉は、
     「僕と一緒に借金を返済してください・・・」だったような?

     妻はいつも僕の側にいて助けてくれた。
     デザインの仕事も、健康管理も、精神的にも
     妻はいろいろな面で最高のパートナーでいてくれる・・・。

     会社に泊まり込みで仕事をしていた僕に
     いつも弁当をつくってきてくれた。
     徹夜仕事もいつも側で手伝ってくれた。
     結婚が決まった時も
     妻がコツコツ貯めたお金を借りて
     結納金をご両親に渡した・・・。
     (もちろん全額返済した)

     そして、ささやかながら人並みの結婚式もできた。

     とにかく無我夢中で働いた・・・。
     一日の労働が8時間だとするならば
     人の2.5倍働いた。

     やっと会社が順調に動き始めた頃、
     新婚旅行にもでかけることができた。
     大好きな北海道だった。
     大切な思い出になった・・・。



     結婚してから、仕事以外の事で喧嘩をしたことがない。
     喧嘩する時間とエネルギーがもったいないから、
     僕たちは貴重な時間を惜しんで暮らしている。
     お互いに夫婦喧嘩の絶えない家庭に育ったこともあり、
     言い合いになったときは、その日のうちにとことん話し合う。
     だから、翌日までひきずらないように心がけている。

     短い人生の中で、
     一緒にいられる時間はそう長くはないだろう。

     もしも・・・勿論「もしも」だが、
     父も祖父も59歳で亡くなっていることを考えると
     僕の寿命はあと10年程度なのかもしれない。
     そう考えると、それが15年、20年としても
     残り時間はあまりに短いということだ。
     いや、寿命なんてのは誰にもわからないこと
     明日で終わってしまうかもしれない・・・。

     今日一日、大切な人と一緒に居られることの喜びを
     あたりまえのように思う人は結構多いかもしれない。
     しかし、歳を重ねるたびに
     その喜びと愛おしさは深くなって行くものなのだ。

     夫婦とはそういうものでありたいと思う。



     ・・・お誕生日おめでとう!




★★モヤサマ風に★★

ブログランキングっつーのに参加してるみたい。

ポチッと!してもしなくてもどっちでもいーかもね。

» Tags:誕生日, , , バラ, 結婚,

Trackback(0) Comments(18) by Yasumine|2009-02-23 22:10

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