「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

ゆたりや

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　　　　　毎日机を並べて仕事していた妻がいない・・・。
　　　　　最近、僕の妻は会社のキッチンにへばりついて
　　　　　何やらバタバタと忙しそうだ。
　　　　　実は、「ゆたりや」なる食品開発及び製造販売の
　　　　　新規事業を開始することになったのだ。
　　　　　毎日会社中にひろがるバターと酒粕の香り・・・。
　　　　　いったい何ができあがるのだろう？？？

　　　　　先日、オーブンや冷凍庫などが到着。
　　　　　大工さんはキッチンを大改造して、
　　　　　しかも、保健所の検査員までやって来た。
　　　　　これはただ事ではないぞと思っていたら、
　　　　　地元食材を使用した、ジャムやお菓子の
　　　　　試作ができあがったていたのだ。

　　　　　もちろん、保健所の許可書もちゃんといただいて来た。



　　　　　妻は魔法のように、ありもの食材で美味しいものをつくる。
　　　　　だから、レシピは無いと言っていいほど、
　　　　　同じ料理は殆ど作らないし・・・できないのかも・・・。
　　　　　いつも、想像力に富んだ料理を食べさせてくれる。

　　　　　美味しい時は『美味しかった！』と言葉で伝える。
　　　　　美味しいものをいただいたら、美味しいと伝えるのが礼儀。
　　　　　美味しくなかったら、黙って食べよう・・・。



　　　　　「ゆたりや」第一弾は「酒粕詰味（さけかすつまみ）」。
　　　　　酒粕40％、小麦粉、バター、チーズ、などなど・・・
　　　　　丹精こめた手づくりの無添加食品。
　　　　　甘くない大人味をコンセプトに、
　　　　　粗挽きペッパー（左）と柚子コショウ（右）の2種類の味が楽しめる。
　　　　　酒粕の風味を凝縮した粋なおつまみだ。



　　　　　先日、笠間の磯蔵酒造さんへ開発した新商品を持参したところ、
　　　　　『これは美味しい！』ということになり、
　　　　　販売協力を得ることができたのだ。
　　　　　この度、国民文化祭にも関わるイベント、
　　　　　笠間芸術の森公園で開催される「第19回 匠のまつり」の
　　　　　磯蔵酒造さんのブース「ちょっ蔵」において、
　　　　　10月31日〜11月3日の4日間の試験発売が決定した。
　　　　　お時間があったら遊びに行ってご賞味くだされ・・・。

　　　　　手づくりって、とてもありがたいことを再認識。
　　　　　材料費も人の手間も、こだわればこだわるだけかかる・・・。
　　　　　大量生産で保存料も豊富に入った食品はどんどん安くなる一方で、
　　　　　高く評価されなければならない手づくりの味を
　　　　　忘れかけていたのかもしれない。
　　　　　自分の妻がつくったお菓子を宣伝してる馬鹿な旦那と
　　　　　思われるかもしれない・・・が、
　　　　　素朴だけど味わい深い大人のおつまみの完成だと思う。

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» Tags：ゆたりや, 手づくり, 酒粕詰味, イベント,

Trackback(0) Comments(10) by Yasumine｜2008-10-29 14:02