蜩鳴く

お先にどうぞ　心に大きな夢を…

BLOG by すわち

[お先にどうぞ] 記事数：404

日の出前の静かな朝
最初の蜩が鳴きだす
カナカナ…
別の場所の蜩も
カナカナ…
一つ増え
二つ増え
カナカナ…
カナカナ…
どのくらいの数が鳴いてるのか
それはウェーブのように
増えて大合唱になる。
カナカナカナカナカナカナカナ
輪唱のようでもあるけど
やがて大合唱は15分ほどで
風船が萎んでいくように
小さくなっていく…
カナカナ…
蜩の合唱の後には
いつものように野鳥が鳴きだす。
　　
夏の朝の音風景です、
最初の頃は4時ごろに始まる鳴き声も
秋の便りが聞こえる頃には
5時近くに泣きだしている。
体内時計があるんだろうか？
明るさを感じるセンサーがあるのかな？
一番最初に鳴く蜩は
何を感じ取るんだろう
自然の世界って不思議です。

蜩や野鳥の鳴き声と
熱く寝苦しかった夜が
穏やかに感じる頃、

ツバメも南へ帰る時期になります。
今年産まれた若いツバメは
今の時期は葦原のような所に
群れで過ごし一斉に渡るのだとか。　　
ツバメが南へ帰る頃
私の忙しい夏も終わります
　　
束の間の休みの今日
小一時間ほど車を走らせた、
車窓から見える田んぼの稲穂が色づいてる
まるで黄金色のパッチワーク！
田んぼから秋の気配が感じられた
季節は少しずつ変わってきているのですね。