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[お先にどうぞ] 記事数:404

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山桜の思い出

さくらんぼのような
赤くて小さな実をつける山桜。

小学校の頃校庭の桜並木は
赤くて小さな実をつける桜だった
子供の頃は桜の種類なんて分からない
大人になってから校庭の桜並木が
山桜だったことを知りました。

今は小学校も建て替えられ
山桜の多くは伐採されたけど
あの校庭の桜並木の光景は
今でも心に残ってます。


少し前、山桜が咲く里に行って来た
それはそれは山桜が素晴らしくて
福島の花見山に並ぶ桃源郷のような里です。

野鳥が山桜の実をついばみあちこちに落とす
落ちた実は年数がたつと背丈も伸び
たくさん花が咲き
周りの木々と共に春を彩ります。

こんな春の風景が私は大好きで
こんな里山の近くに住めたらなと思っている。

野鳥の声しか聞こえず
時折ひんやりした風が吹いていく
長閑なところです



ジブリの映画『かぐや姫のものがたり』で
姫が都から故郷の里に花見に行く場面、
大木の桜の周りを嬉しそうにかけ回る
あの場面は私の大好きなシーンです、
あのシーンに登場してる桜も
赤みがかった葉の山桜。

私はこの赤みを帯びた葉の山桜が好きです

山桜が葉桜になった頃
ここの里山は新緑で綺麗でしよう
そんな時期にも訪れてみたいな

古の頃からの美しさ
来年もまた会いに行きたい。
  
  

Trackback(0) Comments(4) by すわち|2015-04-23 23:11

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