さくらんぼのような
赤くて小さな実をつける山桜。
小学校の頃校庭の桜並木は
赤くて小さな実をつける桜だった
子供の頃は桜の種類なんて分からない
大人になってから校庭の桜並木が
山桜だったことを知りました。
今は小学校も建て替えられ
山桜の多くは伐採されたけど
あの校庭の桜並木の光景は
今でも心に残ってます。
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少し前、山桜が咲く里に行って来た
それはそれは山桜が素晴らしくて
福島の花見山に並ぶ桃源郷のような里です。
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野鳥が山桜の実をついばみあちこちに落とす
落ちた実は年数がたつと背丈も伸び
たくさん花が咲き
周りの木々と共に春を彩ります。
こんな春の風景が私は大好きで
こんな里山の近くに住めたらなと思っている。
野鳥の声しか聞こえず
時折ひんやりした風が吹いていく
長閑なところです
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ジブリの映画『かぐや姫のものがたり』で
姫が都から故郷の里に花見に行く場面、
大木の桜の周りを嬉しそうにかけ回る
あの場面は私の大好きなシーンです、
あのシーンに登場してる桜も
赤みがかった葉の山桜。
私はこの赤みを帯びた葉の山桜が好きです
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山桜が葉桜になった頃
ここの里山は新緑で綺麗でしよう
そんな時期にも訪れてみたいな
古の頃からの美しさ
来年もまた会いに行きたい。
Trackback(0) Comments(4) by すわち|2015-04-23 23:11
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