人はその犬を「赤い彗星・赤い悪魔・赤い稲妻・赤い怪獣・etc 」と言う。
僕はその犬を「愛しいチェリ・愛するチェリ・腕枕しようチェリ・
ハグしようチェリ・チューしようチェリ・etc」と言っている。
チェリは僕を「好き好き・遊んで!・ウザイ・シツコイ・一人にさせて!」と言っている。
このアイリッシュセターという相棒は、僕の想像を遥かに超えた信頼関係をプレゼントしてくれている!
アイルランド原産のこの大型犬はケルト民族の魂を受け継ぎながら、すこぶる陽気で無限の体力。記憶力が鋭く我が強い。全てを理解しているくせにたまに言うことをきかない。美しいロングコートと均整のとれた長い足、小さい顔、スリムなボディー。50メートル100メートル離れても僕のコマンドを理解し的確に動き、時折無視する・・・。犬として欠点を見つけることが困難な犬種だ!?
気が付いたら付き合いもそろそろ5年。
帆人(ハント)が生まれたことで、アイリッシュセターの愛情・能力がさらにパワーUPしてきた。あるヨーロッパの文献では「セターは子供の世話が出来る犬」などと書かれているものもある。眉唾とは言わないまでも、ちょっとオーバーだななんて半信半疑。でもチェリはハントを妊娠中から受け入れて、一緒の生活が始まった瞬間から「大事な家族」として接してくれる。なんてブラボーな、なんて優しくて思慮深い性格なのだろう。
僕と犬との生活は生まれたときから始まっていてポインターが居てシェパードが居て、僕の青春時代を過ごしたスピッツが居て。小さい頃から犬の図鑑を見て。大人になる頃には「自分が人生を共にするならアイリッシュ」となぜか決めていて。そして今。手を伸ばすところにアイリッシュが居る。
これはきっと必然なんだ。チェリも僕に会うために生まれてきたんだね!
Trackback(0) Comments(3) by マーサカワマタ|2008-04-28 10:10
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