「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

まっ赤なもの

１２月。

夏の疲れを潤す１０月が終わると、
街は急に冬支度に変わって、どこのお店もクリスマスの準備で大忙し。
わたしはいつもその潔さについて行けず、一生懸命気持ちをリセットする。

毎年秋になると、やり始めたことの兆しが見えて、夢中になっている。

だから、秋になると月日の速さに驚いて、カレンダーの最後のページをめくる事やクリスマスの準備に躊躇する。昨日も、そんな気持ちでカレンダーをめくりました。

新しいページは、光沢のある銀食器に、散りばめられた真っ赤なダイヤモンドリリー。

思わず凛として、気持ちもリセットできました。
タペストリーとインテリアも同時にクリスマスのものに変えました。

急いでリセットする１２月の始まり。

習い事のおばさまから『日本一美味しい虫食いりんご』と大小判のりんごをお裾分けして頂きました。

先生や生徒さんも毎年頂くそうで、綺麗なりんごより鳥が食べたりんごの方を頂きたいと、みなさんで大きさも形も不格好なりんごをたくさん頂きました。

形もいびつで不格好な虫食いりんごだけど、まっ赤な顔してピカピカしてる。
なんだかとても可愛くて、蜜がいっぱいで本当に美味しいやつ。

by ボタン｜2010-12-02 20:08