「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

すべて真夜中の恋人たち

育児休業中にやりたいことの一つ
『読書』
お肌も髪の毛もお手入れせずな日々を
ごくごく自然に送っていた私を見かねて主人が
「さーちゃん（娘の呼び名）はみておくから
　髪切ってさっぱりしてきたら？」
と一人の時間をプレゼントしてくれました

私はファッション雑誌というものが苦手で
ファッションやコスメやヘアスタイルに全然興味がないらしく
いつも美容室で勧められるまま読んでみるものの
終わる頃にはぐったりしてしまう

なので今回は図書館で本を借りて持参することに
選んだのは川上 未映子さん著の「すべて真夜中の恋人たち」
タイトルがとても素敵ですよね

私が読んだ川上さんの本は「わたくし率　イン　歯ー、または世界」に続き
２冊目ですがどちらも起承転結の『転』が衝撃的で後半は胸がざわざわ
でも『結』はとても静かです

決してドラマチックな内容ではなく
ヒロインもヒロインが送る日々も決して華やかではありませんが
私はこんな世界の中ではとてもささいな　でも当人にとっては人生最大の
恋愛を綴った物語　大好きです
これを機に　読書欲がムズムズ

娘の胃腸炎が治ったと思ったら
またすぐに下痢が続き　とうとう血便まで出て　急いで小児科へ
診断は「乳糖不耐症」だろうとのことでした
血便は腸が荒れているから
脱水症状を恐れてひたすら母乳を与えていたのに
今度は母乳が下痢を引き起こすなんて・・・
とはいえ母乳を与えないわけにもいかず
長期戦で治すしかないものの痛々しい

寒いこともありほとんど家から出ずつきっきり
食欲もあり　かかりつけ医からも進められて一段階前に戻して離乳食を続ける
娘を中心に毎日を送ると　だんだん娘の生活サイクルがつかめてくる

軽くなったのか手放しで立っていられる時間が長くなる
離乳は足踏みでも成長は止まらない

by sabu｜2012-02-01 14:02