高齢者対象・リハビリを対象とした作品「ゆたリハ作品」紹介です。
11月13日は「茨城県民の日」ということで、ちょうど学校がお休みの
子供たちもつれてのボランティア先で「ゆたリハ」作品を作りました。
かれこれ、もうここでのボランティアも三年目に突入です。
・・・毎回高齢者の方に、和紙絵を指導しておりますが、本当は、
「教えられている」ことばかりです。
子供たちにもこうした機会に一緒に参加させることで、
「老い」とはなにか、「自分たちはどのように成長したいか」を
感じ取ってくれたらいいなと思います。
・・・って、まだ むずかしすぎるかな?7歳と、10歳には。
毎月1回 25名の高齢者福祉施設の入居者・デイサービス通所者対象に
「和紙ちぎりえ」のキットを考案し、一緒に作る喜びをかんじていただいてます。
和紙にもいくつか種類がありますが、花びらの色を美しく表現するのに
よく使用するのが、「板締め紙(いたじめし)」
こちらは、和紙を板状に折りたたんで染色するので、このように
板状に色がそめあがります。
季節に合わせた作品をつくります。
今回紹介するのが、「花瓶にいけた椿」
そして、使用する和紙などはすべて手先の力が弱い方でも
ちぎれるように、鉄筆で下きり(ミシン目のように切っておく)をしておきます。
これを25名分。けっこう大変です。が。
毎回教えられることばかりです。
もちろん、「おばあちゃんの知恵」などから、「老い」の現実。
こうした和紙ちぎりえなどでも、最初は「難しい、難しい」といっていた方でも
回を重ねるごとに、積極的に作ろうとする姿勢、作品を完成させる喜びを
感じていらっしゃる方は、
日常生活でも「前向き」だと、施設のスタッフは言います。
実際に高齢者と接するたび、かんじること、考えさせられること、たくさんあります。こうした「想い」を みなさんに少しでも伝えていきたいと思っております。
» Tags:ゆたリハ作品,
Trackback(0) Comments(2) by 梅原瞳渓|2008-11-14 14:02
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