[和紙のかわいい仲間たち] 記事数:62
< 次の記事 |
「ママ。和紙絵って、なあに?」
「絵を描くとき絵の具を使うよね。その絵の具のかわりに、和紙を使って絵を描くんだよ。」
「えー?じゃあ、絵の具みたいに服をよごさないし、油彩みたいな臭いはないんだね。」
「そう。まあ、和紙を貼るときののりが、ちょっとだけべたつくかもね。でも、よく手を洗えば大丈夫。」
「楽しそう。私にもできるかなあ。」
「基本を覚えれば、だれでもできると思うよ。
・・・でもね。絵の具は自分で自由に色を混色して表情を出すことができるけど、和紙絵は、はじめから用意した染色された和紙を使って作品を作る分、イメージどおりに作品を完成させるのは難しいかもね。」
人はどうして絵を描くのでしょう。
それは、「表現したい」からでしょうか。
それとも、感動した風景・美しさなどを
誰かに伝えたい気持ちからでしょうか。
または、その一瞬を永遠に絵の中に封じ込めてしまいたいから?
娘が旧県庁の桜の花びらを
夢中で拾い集める姿がとってもいとおしくて、
この瞬間を永遠に残したい、そんな気持ちからこの作品は誕生しました。
すべて、和紙で描かれてます。
Trackback(0) Comments(5) by 梅原瞳渓|2008-11-07 13:01
[和紙のかわいい仲間たち] 記事数:62
< 次の記事 |
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)