2004年 Gibson CUSTOM SHOP
SG Standard 1961 HISTORIC
今回紹介するSGは、ギブソンのカスタムショップ製で
スモール・ピックガードや金属パーツや塗装面を
あえて曇らせたライトエイジドVOS仕上など、
ギブソンのレスポールを大胆にモデルチェンジした頃の
「レスポールSG」をリアルに再現している。
また、マエストロ・アームを搭載していることで
実にクールな表情と存在感をみせてくれるのは言うまでもない。
ボディ:マホガニー
指 板:ローズウッド
ネック:マホガニー
クリーン&クランチも絶品だが、
深く歪ませたハードなドライブサウンドはチビリまくりだ。
最近はレスポールの代わりにライブでも使用している。
とにかく軽くて薄くて、ネックも細くフイットしてくれて
実に抱きしめたくなる一本なのだ・・・。
エレキギターを初めて手にしたのは中学生の時。
グレコのSGモデルのコピーだった。
軽くてとても弾きやすいネックだったことを記憶している。
当時、クリームに在籍していたクラプトンもサイケなSGだったり、
バディガイやカルロスサンタナもSGを使用していた。
そして、何よりフランクザッパがマエストロアーム仕様の
SGスタンダードを使っていたこともあり、
Zappaファンとしては、この貴重なこの一本に
運命の出逢いを感じてしまったわけだ。
ついでに → Frank Zappa Record Collection
1993年に前立腺癌でこの世を去ったフランクザッパは
1966年のデビュー以来60枚以上の
オリジナルアルバムを発表しているらしく、
2枚組や3枚組といったアルバムも少なくないので
当時、購入にはとても勇気が必要だった。
とにかく、毎度音楽のスタイルが変わってしまい
思いきり期待を裏切られるからだ。
しかし、今となってはそれらすべてが
ザッパミュージックということて成立している。
とにかくロック(音楽)をこんなに遊んだ人は
存在しなかったのではなかろうか。
どのアルバムを聴いてもあらゆるジャンルを超えた
ザッパ・ミュージックの何ものでもないのである。
でも、やっぱり一番のお気に入りは、1975年の最高傑作
ワン・サイズ・フィッツ・オール(万物同サイズの法則)だろう。
僕のザッパコレクションは、30枚程しか所持していないが
ユニークなジャケットのデザインも魅力のひとつであることから、
すべての音源がレコードであることがうれしい。
» Tags:Gibson, 1961, SG, Electoric, FRANK, ZAPPA,
Trackback(0) Comments(6) by Yasumine|2008-09-21 16:04
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