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[ゆたりやの亭主] 記事数:256

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今年も暮れるんですね。

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     2010年も残すところあと一日とちょっと。
     これほどまで一年が早く終わって欲しいと
     思った年があっただろうか?

     そう「死んだふり」が
     今年のテーマだった四緑木星の僕にとって
     これ以下がないほどの最低最悪な年。
     以前、ブログにも書いた通りで

     >今年はツキが最低の本厄年
     >濁流が渦巻き何もかもが冴えず
     >真冬の暗黒の海の中で放浪するような状態
     >真っ暗な闇夜に灯火一つもなく
     >手探りで歩いている暗中模索の時
     >先がまったく見えない

     そこまで言うか!?
     と思うほどの最悪の運勢・・・。

     運気が下り坂であることは自覚していたので
     この1〜2年は出来る限りおとなしくしていた。
     仕事も私生活も控えめに・・・。
     そして、痛みに耐える日々を送っていた。

     痛みは3年前の左手首の激痛から始まった。
     そして痛みは五十肩となって眠れない夜を迎える。
     睡眠導入剤と鎮痛剤、そして鍼治療・・・。
     そして、昨年は結石で救急搬送され尿酸結石の治療。
     結石のお薬に加えコレステロールと尿酸の治療薬で
     薬の種類がやたら増えた・・・。

     2010年の1月は元旦しか休めなくて
     デザインコンペやモロモロで
     張りつめた状況が続いていた・・・。
     3月の年度末が近づくにつれて
     心臓が暴れるようにバクバクしたり
     ズキンと痛みを感じたりするようになる・・・。
     
     4月には狭心症の疑いのため
     緊急心臓カテーテルで国立医療センターへ入院。
     症状は軽かったので手術の必要はなかったが、
     集中治療室で一夜を過ごした。
     原因不明のまま胃カメラ等の検査が続いた・・・。
     この頃からブログを書けなくなってしまった。

     暑い夏なのに寒くて手足が冷える日が続き、
     精神的にも辛い時を過ごした・・・。
     仕事が何も手につかなくなった・・・。
     「会社辞めるか?」という文字が脳裏を横切る。
     そのくらい精神的に追いつめられていたと思う。
     妻にも本心を伝えた・・・随分心配をかけたと思う。

     しか〜し#!
     「こんなんで負けてられるか!」
     「そうだ!これは単なる男の更年期さ!」
     「若い時のようにはいかないだけだ!」と開き直った。

     今までとは確実に違う。
     自分の現在のリズムで・・・
     そうだ、新しいリズムを刻むのだ・・・。

     5月は何事もなく仕事に集中していたと思う。

     ところが、6月のある日曜日。
     休日出勤でPCに向かっていると、
     左の方角に黒いハエが飛んでいるのが見えていた。
     「うっとうしいなぁ!飛蚊症かな?」と思っていたら
     突然、目の前に墨を水に融いたような
     黒い模様がたくさんああわれたのだ。
     これは、ただ事ではないぞと思い
     月曜日の午後に眼科へ・・・。

     「網膜剥離・裂孔です」
     網膜がはがれて、穴も開いているらしいのだ。
     ようするに、このままでは失明するということだ・・・。

     「直ちにレーザー手術をオススメします」
     網膜は一日で剥離してしまうらしく緊急を要すること。
     レーザーが届かないところも剥離しているので、
     完治するかどうかはやってみないと判らないこと。
     などの説明を受け、即刻手術をおこなった。
   
     デザインができなくなる?
     働けなくなる・・・?
     そんな恐怖が脳裏をよぎった・・・。

     書類にサインし、麻酔をし、準備が整うと
     レーザーを軽く2百発程度はあてただろうか
     痛いというより、熱いのを我慢した・・・。

     レーザーが届かないかもしれない・・・と
     言われていた箇所も担当医のおかげで、
     全体を焼きつけることができ手術は成功した。
     最初は、飛蚊が残っていて、
     霧がかかったようにぼんやりしていたが、
     1ヶ月後の検査も良好ということで、
     いまではこうしてPCに向かっている・・・。

     長い夏が終わる頃からだろうか
     あれだけ激痛で眠れなかった肩の痛みが
     やわらいで来たのだ・・・。
     腕も徐々に上がるようになり
     いろいろな痛みが少しづつ遠のいて行く感じ・・・。

     肩に住んでいた・・・何かがいなくなったのかしら?
     そんな気持ちにもなった。

     長い痛みや病で心が折れることを経験し、
     あらためて、どうしようもない人の痛みを
     知ることができたと思う・・・。
     本当に関係者にもご迷惑をかけ、
     いろいろな方々に支えられたことは忘れない。
     温かく支えてくれた皆さんに感謝するばかりだ・・・。

     最悪な年ではあったが、
     過ぎてみれば、生かされていることを実感した・・・。
     正直、なんで僕ばかり痛い目に・・・とも思った。
     悪いことだってしていないのに・・・とも思った。
     人は日々いろいろと辛いことや悲しいこと・・・
     どれだけ頑張れるかわからない毎日と
     向き合わなければならない時もある・・・。
     そう、平等でも公平でもないのが世の中。

     でも、ひとつだけ平等なことがある。
     それは、誰もが一日は24時間あるってこと・・・。
     与えられた時間は平等にあるということ。
     そして、時間は平等に過ぎて行くということ・・・。
     この世界には「時」が解決してくれることが
     たくさんあるのだということを。
 
     これより運気が下がることはなさそうなので
     来年から少しづつ上向きらしい・・・。
     ゆたりブロガーの方々にお会いできたのも嬉しかった。
     そして、小さな一歩を歩みはじめた方々からも
     元気をいただき、励まされ嬉しかった・・・。
 
     最後になりますが、
     来年も皆さまにとってゆたりゆたりと
     素敵な一年になりますよう
     心よりお祈り申しあげます。
 



↑↑2011年は多幸カレーでいろいろ祈願♡↑↑

» Tags:九星, 占い, 年の瀬, 年忘れ, 年の瀬, 忘れる, 一年, 年末,

Trackback(0) Comments(20) by Yasumine|2010-12-30 14:02

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